内容説明
百日以内にオマエをコロス―精神分析医・氷室想介のもとに一通の脅迫状が舞い込んだ!謎の影につきまとわれる氷室は差出人の正体を探りはじめるが、その矢先、大阪・新梅田シティの40階建てツインビルの最上階にある『空中庭園』で殺人事件が発生。そして、次の標的は氷室との警告が…。容疑者は二人の男に絞り込まれたが、真犯人には思いもよらぬ動機があった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
5
関西在住なので例の空中庭園はイメージしやすかったです。確かに、梅田の辺りって地下鉄とかJRの路線が入りくんでいて、他の地方から来た人からすれば解りにくいんだろうな、と思いました。2011/12/30
夜狼寺 大
4
大阪に行く機会が有ったので久しぶりに再読。僕は吉村さんの書くほんの少し狂ったヘンテコな世界が好きなんだけど、これが受け入れられない人が多いのか、あまり再評価の声が上がってこない。忘れられる存在なのかな?作品の感想は、運命と不安障害のくだりが面白かった。一番心に残ったのが巻末の取材ノートでした。その後、コテコテの大阪が舞台になった小説は書いたんでしょうか?早世が惜しい作家です。2017/07/19
ホームズ
2
昔は楽しんで読んでいたような気がしますが・・・。登場人物の性格が・・・。最初の謎や自殺の話は面白いのに何で結末があんな感じになってしまうんでしょうかね・・・。2009/10/31
如月光子
1
新梅田ビル40階ツィンビル、サイコセラピスト
月と星
1
★★氷室想介シリ-ズ。氷室ファンとしては、氷室が『舞』と呼び捨てにするのが気になります。