内容説明
「私たちが死ぬのと、中原美由紀って人が死ぬのと、どっちがいい?」返すあてのない借金に切羽詰まつた若夫婦は、殺人を請け負う。2人はまんまと密室殺人の罠へ獲物を誘いこむが、土壇場で怖くなり止めを刺せなかった。しかし、証拠湮滅のために現場に戻った2人の前に依頼人の死体が。気儘な夫婦がはまった奇怪なトリック。岡嶋サスペンスの真骨頂。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HaruNii
2
借金に困っているが明るい菊池夫婦。ある人の殺しを請け負う事で借金をチャラにするために奮闘する。途中不可解な事がたくさん起こる展開で混乱するが、最後には全て綺麗に謎は解ける。読み終えた時にはすっきりです。2018/10/08
サク
1
借金を帳消しにしてもらう代わりに殺人を依頼された夫婦が陥る謎の展開。ミステリかと思って読み始めたけど、謎解き要素は薄め。裏表紙のあらすじにも書いてありますが、サスペンスですね。主人公夫婦の人柄が掴みどころがなくてあまり感情移入はできなかった。2024/04/04
Naru Naru
1
久しぶりに岡嶋さんの本を読んだ。2014/10/20
わかな
1
岡嶋二人さんの作品は、私の青春でした。時々読み返しては、読書の原点に立てる気がしています。2012/10/03
フワフワ
1
★★★★☆時代の古さは感じるが、面白さは変わらない。ドキドキ感楽しめた。2012/04/14