本屋のない人生なんて

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本屋のない人生なんて

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334102647
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

出版不況と言われて久しいものの、「本」という形態のメディアは決して不要となったわけではない。しかし、ネット書店で本を取り寄せる習慣は私たちの生活に定着し、本を「買う」場所は激変した。商店街のちいさな書店はもはや当たり前の風景ではなくなっている。
しかし、それでも新しい「本屋」を開く店主たちがいる。
いま、なぜ本屋なのか――。
北海道から九州まで。
全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。

内容説明

「私はね、本屋という商売はもう終わった、と思っている人たちを見返したいんですよ」北海道から九州まで。全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。

目次

序章 渇望―留萌ブックセンターby三省堂書店(北海道)
1章 日本一―今野書店(東京)
2章 ともに読む―定有堂書店(鳥取)
3章 たらいの水―ウィー東城店(広島)
4章 企む―ブックスキューブリック(福岡)
5章 本を売ることに賭ける―本屋Title(東京)
6章 本屋を植える―高久書店(静岡)
7章 次の人たち―双子のライオン堂(東京)汽水空港(鳥取)MINOU BOOKS(福岡)
終章 代わりのきかない場所―橙書店(熊本)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

70
個人的な事情ではあるが、増え続ける?蔵書の落ち着き先を考えている。古本を活かす手はないだろうか。古本屋?いやいや本屋さんの全国的な衰勢は止まらない。とそんな中、現代に本屋の灯をともし続けようとする、文字通り「本屋のない人生なんて」考えられない人々と店舗を直接取材し、本屋と共にある人生が記される。既によく知られた店名・店主も何件か登場するが、どの店主にも強烈な個性があって、類のない人生語りになっている。同時に、街の人々の本屋さんに対する強い願いを知り、本屋さんて街になくてはならない存在なのだと改めて思う。2024/04/03

花ママ

61
個人経営の小さな書店が近所から消えて久しい。ここには、北海道から九州に至るその土地に根ざした本屋として頑張っている11の書店が紹介されていました。本好きには書店さんはなくてはならないもの。その一端を知ることができたのはよかった。2024/04/06

Roko

39
こんな厳しい状況でも個人で新刊の書店をやろうという人たちがそれなりにいるのは嬉しいことです。今までとは違う考え方の取次店も現れ、そこから仕入れることで新刊書店は営業できているのですが、まだまだ難しい点が色々あるのです。書店だけではやっていけないので、他の仕事をしながら週末だけ、あるいはネットで書店をやっている人もいます。そこまでしてと思うような状況でも書店をやりたい人がいるのだということを、出版社や取次店の人たちにも、もっとわかってもらいたいのです。 #本屋のない人生なんて #NetGalleyJP2024/03/21

よっち

36
出版不況と言われて久しいものの、それでも新しい本屋を開く店主たち。北海道から九州まで全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。本屋が無くなった小さな街から三省堂書店に出されたオファー、親から引き継いだ今野書店、読書会を続けた鳥取の定有堂書店、あり方を模索し続ける広島のウィー東城店や福岡のブックスキューブリック、こだわりが詰まった本屋Titleや静岡の高久書店、風変わりな双子のライオン堂や鳥取の汽水空港、福岡のMINOU BOOKS、熊本の橙書店など今の時代にあえて書店を選ぶ人々の想いが印象的でした。2024/04/15

Y2K☮

29
全国の気骨ある11店を紹介する名著。「Title」はバランス感覚が一歩抜けている。一般向けの町の本屋、独自の選書で惹きつける独立系、さらにカフェ&イベントと全要素を網羅できるのは経験豊富な辻山さんだからこそ。他の人が同じようにやるのは無理だしやる必要もない。「汽水空港」は店も店主もユニークだし「MINOU BOOKS」の気概に感服した。経済産業省が何を言おうが、やりたいことをやって各々の人生を楽しみつつ生き残るのがいちばん。それが結果的に本屋という文化を守ることに繋がるはず。「定有堂書店」の本も読みます。2024/03/27

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