光文社新書<br> “共働き・共育て”世代の本音―新しいキャリア観が社会を変える

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光文社新書
“共働き・共育て”世代の本音―新しいキャリア観が社会を変える

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334102494
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0234

出版社内容情報

すべてのケアワークを妻に担わせ、ペイドワークに無制限に時間を使えた中高年男性の経営層と、〈共働き・共育て〉を指向するミレニアル世代では、ワーク・ライフ・バランスの感覚に大きな隔たりがある。大規模アンケートで明らかになったミレニアル世代の「デュアルキャリアカップル」(それぞれがキャリアを自律的に考えて形成し、仕事も家庭も充実させる夫婦)の本音と苦悩、両立のための戦略、そして企業が取るべき対策とは。

内容説明

男性育休や働き方改革が企業の重要課題となった現代。しかし、すべてのケアワークを妻に担わせて会社の仕事だけに時間をつぎ込んできた男性が大方を占めるマネジメント層と、これからの時代を担うミレニアル世代とでは、そのキャリア観に大きな隔たりがある。本書では“共働き・共育て”を志向するミレニアル世代にインタビュー調査を行い、仕事と子育ての両立、そのための様々な障害にどう対処しているかの事例を多数紹介。企業の経営陣、人事担当者にとってはもちろん、両立に悩むデュアルキャリア・カップル当事者のヒントにもなる本。(解説・佐藤博樹東京大学名誉教授)。

目次

第1章 子育てしながら夫婦で働くということ(「共働き」は増えたけれど;正規雇用夫婦は「勝ち組」?;世界一の育休制度を活用しない日本男性;職場の風土が変わらない!;妻のキャリアは夫の職場次第!?;「デュアルキャリア・カップル」になるための手引き)
第2章 夫の場合 男性のプライベートロス(プライベートロスはいやだ;パイオニアたちの奮闘~職場編;パイオニアたちの奮闘~育児休業編;管理職になりたくない?;育児のために転職する男性;)
第3章 妻の場合 女性のキャリアロス(マミートラックに陥らないために;マミートラックからの脱出;初期キャリアが運命の分かれ道?;自分で仕事を面白くする方法)
第4章 夫婦の場合 男女ともにキャリアを形成するために(パートナー選び;夫婦で「チーム」の戦略を練る;「お迎えの分担」でともにキャリアアップを目指す;戦略的保育園選び)
第5章 企業の場合 マネジメント層の意識を刷新せよ!(社員をディスエンパワメントする組織;世代間ギャップを超えて;両立している人が働きやすい職場に;最重要課題はマネジメント層の変化)

著者等紹介

本道敦子[ホンドウアツコ]
21世紀職業財団研究員。広告会社、調査会社で数多くの定性調査に携わる。現在は女性活躍を支援するフォーラム運営の他調査研究、企業調査等に従事。国家資格キャリアコンサルタント

山谷真名[ヤマヤマナ]
21世紀職業財団主任研究員。企業勤務・大学研究員等の経験を活かし、調査研究、企業調査等に従事

和田みゆき[ワダミユキ]
21世紀職業財団研究員。女性活躍の進んだ外資系企業での経験を活かし、女性管理職支援や地域の女性リーダーの発掘等の支援事業を手掛ける他、女性活躍を中心とした調査研究、企業調査等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

31
共働き・共育てを指向するミレニアル世代がいかに仕事と生活、子育てを両立し、そのための様々な障害にどう対処しているかについて、インタビュー調査を書籍化した1冊。子育てしながら夫婦で働くリアルはどうなっているのか。育休制度を活用できない職場の風土、妻のキャリアは夫の足場次第という現状。男性の仕事中心の生活、女性のキャリアロスに陥らないための奮闘が描かれ、企業やマネジメント層の意識刷新も説かれていましたが、相当頑張らないと続きそうもない様子が伺えて、やはり職場環境に余裕がなさすぎるのが一番の課題な気がしますね。2024/04/09

まゆまゆ

11
共働き家庭が7割を超えた社会で、子育てを行いながらも自身のキャリアをどう実現しようとしているかを調査した内容を紹介していく内容。未だに共育ては実現せず、母親への家事負担が重くのしかかっている。キャリアを諦めずに女性が働くために相応しい方法は、まずは会社の制度と社員の意識変革から。2024/05/16

kitten

8
男女ともにキャリアを目指しながら子育てする、デュアルキャリア夫婦の抱える問題、おもにインタビュー集。男性は「プライベートロス」女性は「キャリアロス」を抱える。日本もここまで来たんだなぁ、と。私の認識では、お互いにキャリアを目指すのは非常に難しいと思っているので。鍵となるのは、上司の理解、企業風土。そりゃそうだよね。百人いれば、百通りの事情がある訳で、一律にマミートラックにいれちゃっていい訳ないし、男性だって残業できない理由はあるんだよ。私も、今は無理だ。2024/05/16

リットン

6
新卒時代から会社に恵まれ、そもそも古典的な会社を自分が候補にも入れていないこともあり、そんな古くさいこと言ってる会社があるのか、と思ってしまう。会社としては融通を効かせた働き方がなければ、今後求心力がなくなっていくと思うけどなぁ。働く側としては、自分のキャリアパスを無理に固定化せず、育休や産休で中断することも、会社との折り合いがつかず転職することも、すべてを選択肢として受け入れて、ある意味場当たり的なキャリアでもいいんじゃないのかなと思うなぁ。2024/04/16

参謀

1
日本は世界一の育休制度があるのに利用は少ないと世界では見られているらしい。今の世の中、共働きはデフォルトでしょう。でもデュアルキャリア(:夫婦共に一般的な正社員)だけでなくパートなども含むようだった。インタビュー多めで出産後の復帰の不安などや成功例が書かれている。仕事ができれば、時短だろうが、昇格が早かろうが全然いいと思う。急用で退勤はやむを得ないが、ろくに引継ぎもせず、後はよろしく!っていうのがよくない。今の男性は協力してくれる人は多いかと思うが…男性の家事を手伝わないも?テレワーク導入は必須かと。2024/05/01

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