カッパ・ノベルス
永遠の館の殺人

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  • サイズ 新書判/ページ数 301p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334075699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

スキー場を訪れたごく普通のカップル。実は男は、邪魔になった女を殺そうとしていた。しかし突然の吹雪に巻き込まれて遭難、目の前に忽然と現れた山荘に命を救われる。館のオーナーは高名な作家であったが、オーナー家族、滞在者は皆、何かを隠すように怪しい行動をとる人間ばかり。立ち入りを拒まれたエリアにはいったい誰がいるのか…館全体を覆う違和感。そしてその夜、カップルの来訪が引き金であったかのように、凄惨な連続殺人の幕が開くのだった!本格推理の最先端を歩む二人の作家による、衝撃の超合作ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

geshi

30
『Killer X』シリーズの最終作だったのか。館ものとサイコキラーものの合わせ技というコンセプトは面白いけど、第一の殺人と死体消失の謎までが3分の1以上かけているのは長すぎる。謎を頭に持って来れば雪の館までの設定も怪しい人物たちの動きも際立ったろうに。次々と怒る殺人と死体消失に加え、館内に死体が無い”あらため”も一つ一つやっているから、謎は深まるが後半が窮屈な印象。複数の叙述の仕掛けやインパクトある館の秘密など、サプライズは文句ないのに合作であることが重荷になっている。2020/02/15

桂 渓位

7
 タイトルは素晴らしいですが、キラーXの殺人の動機に関しては、到底理解出来そうにないですね(^^;  2017/12/30

red

3
黒田作品は未読ながら二階堂作品は好きなので期待してよんだ。閉ざされた雪山の館、電話通じない、次々と人が・・。と解決編までどんどん盛り上がっていきましたが、若干全般的にあっさりめなイメージが残った。館の図面に対しての終盤のあの部屋、等の不満点もありつつ、この舞台設定の時点で好きなので楽しく読めました。2014/12/04

3
何となく読んじゃった感。この作者さん方の他のも読んでみよっかなぁ。2013/02/11

トシ

3
叙述トリックとしては、比較的分かりやすいほうかなー。あまり騙された感じがない。 ある人が陰摩羅鬼の瑕のある人とかぶっている点も、既読感があって新鮮味が薄かったかなー。タイトルの意味自体は面白いと面白かったけど。2012/12/07

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