感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
56
烏賊川市シリーズ2作目は事件で使われた拳銃を巡り、集団環視の中で密室事件に巻き込まれた鵜飼と戸村が謎に挑む。 冒頭からドタバタコンビの刑事も登場するし、紅一点になりうる存在となった朱美も再登場する。 鵜飼が撃たれたもののかすり傷であり、しょうがなく戸村が事件の痕跡を探し始める棲み分け。 その中で発射された銃弾の数が、どうトリックに絡んでくるのか。 まあ犯人は分かり易いと思うが、何発目がどこであり誰であるかの誤認はkなり上手く作用していると思う。2022/05/24
σ(-。-)
22
実に軽快に楽しませてくれる1冊。「お笑い本格ミステリー」の最高峰!とは、この本の帯書きだけど、まさに、それって感じ。読後も、なんだか、さわやか~。2013/04/16
演習家康くん
13
もう笑いながら読んでました。コメディって基本的な部分がしっかりしてないと直ぐにつまらなくなっちゃうので東川先生の筆力と設定力の凄さがわかります。これをテレビでやろうっていうんだもの。テレビがなくて本当に良かったとしみじみ思う。2013/12/06
小梅さん。
11
久々の再読。 東川さんは、この頃の方が好きだなー。登場人物だけでなく地の文でもふざけてるのに、事件の謎はきっちり本格ってのがいい。 銃弾のことも、動機もあらゆることがしっかり伏線回収されているし。 さくらお嬢様のキャラもぶっとんでて好き。2017/08/19
仮為
6
☆3烏賊川市シリーズ。今回も気負わずにさらーっと読めて面白かった。コミカルながらもしっかりした内容なので楽しめるんでしょうね。「どっひゃー」がなにやらツボです笑2014/07/17