内容説明
花巻の明光寺に居候していた竹智完のもとに、朱雀会の追っ手として久我重明があらわれた。同日、羽柴彦六もまた竹智を訪ねようとしていた…。闘いの行方は！？半年ほど後。鳴海塾で鍛錬を続ける芥菊千代、フジプロレスに入門した室戸武志、武林館で技を磨く加倉文平、久我重明に弟子入りした志村礼二、そして竹智完。若き獅子たちが一堂に集う武林館トーナメントが開催を迎える！超絶格闘ロマン、待望の第四弾！長編スーパー・バイオレンス小説。
著者等紹介
夢枕獏［ユメマクラバク］
１９５１年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒。１９７７年『奇想天外』誌に掲載された「カエルの死」でデビュー。以降、『キマイラ・吼』『餓狼伝』『闇狩り師』『陰陽師』『魔獣狩り』など、多くのヒット・シリーズを生みだし、実力派人気作家としての地歩を確立した。１９８９年『上弦の月を喰べる獅子』で第１０回日本ＳＦ大賞、１９９８年『神々の山嶺』で第１１回柴田錬三郎賞、２００１年岡野玲子作画による漫画版『陰陽師』で第５回手塚治虫文化賞マンガ大賞をそれぞれ受賞
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感想・レビュー
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ymartak
12
１巻読了が８５年１０月２５日、２巻読了が８７年７月１９日、３巻読了が８８年８月１６日。この４巻を購入したのが０２年３月２日。この度完結編８巻が発売されたので、積んでおいた残りを一気読みしたいと思う。2014/03/27
eihuji
10
7月再読了。KAPPA NOVELS2002年3月5日初版。第三巻青竜編から実に14年経ての刊行であった。第一巻群狼編からは17年になる。この期間中に作者が構想時に思いも寄らなかったであろう展開がリアルに起きた。柔術、所謂ブラジリアン柔術の台頭でありこの黒船来襲に否応無く日本格闘技界も呑まれ総合格闘技へと傾倒してしてゆく。なので。。。第三巻までは空手vsプロレスvs中国拳法の構図に古流武術が加味された趣きだったが、第四巻朱雀編からは総合を無視できない状況が反映されている。 2019/11/15
ぽかちゅう48
10
夢枕獏さん初読み♪なんとも濃い～作品。昔の総合格闘技界を思い出したりできて好みです。『グラップラー刃牙』の板垣恵介さんとのコラボも濃い～のが増し増しでいいです(^^)v試合の格闘描写ひとつひとつをイメージするのは大変ですが、何とか付いていきたいと思います。2017/03/23
外道皇帝
5
羽柴彦六と久我重明の初手合わせがなかなか面白い。やはり室戸の動向が一番気になる。2014/03/27
Psvita5000
2
一気に読んでしまった。筋トレのやる気が起きないときに又読もう‼️2018/10/23
