• ポイントキャンペーン

カッパ・ノベルス
21世紀本格―書下ろしアンソロジー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 624p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334074494
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0293

内容説明

クローンやキメラなどの発生生物学、脳、AIと進化心理学、狂牛病、PCのヴァーチャルをテーマとした八編を収録。

著者等紹介

島田荘司[シマダソウジ]
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。’81年に刊行された『占星術殺人事件』で本格ミステリー復興の旗手となる。常にミステリー界の最前線を走り続け、御手洗潔、吉敷竹史の両シリーズは圧倒的な人気を誇る。また、近年は、「死刑問題」に象徴される日本人論などの社会的な発言や著作でも注目を集めている。代表作多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みぃすけ

6
豪華なメンバーによるアンソロジーで、麻耶さんのみ既読。近未来的なものが多かったですが、最後の森さんのは難しくて全部は理解しきれなかったな〜。2019/06/23

ゆき

5
ミステリー×科学。改めて大好物だなぁと気付く。特に一作目の「神の手」は後半に畳み掛けるようにしておぞましさを増していく事実にゾクゾクさせられた。2018/12/12

ニミッツクラス

4
01年の初版を読んだ。本格推理の書下ろしアンソロジーで、島田荘司責任編集とあり、島田氏は自分の作品も含む8作品の序文を書いている。日本を代表する本格作家の、しかもSFファンでも読める方向性のこんな分厚い本が古書店で100円なんて・・著者への気の毒さを通り越した哀しみの不条理感も本格だ(執筆陣はコメント欄に列記)。麻耶氏の「交換殺人」は、本格の道を歩む人(作家も読者も)なら王道のテーマだろうが、本書では異色となる。本作のオチの妥当性が判るほどにこの分野を読み深めていない自分にガッカリした。★★★★☆☆2015/08/30

オーウェン

3
正直言って21世紀の本格というのがどういうものか、よく分からないのだが(笑)収められている麻耶雄嵩の作品「交換殺人」酔った勢いで自分の妻を交換殺人として交わしてしまった男。 しかし殺すはずだった人物が別の誰かに殺されてしまった。 男は自分の妻が危険に思い、探偵木更津に早期解決を頼む。 捜査としては正当だが、それらしい怪しげな人物が多く出る。 答えとしてはシンプルだが、犯人としての行動原理が状況を複雑になったという経緯が印象的。2018/06/02

るゐ

1
21世紀も20年近くたつとSF世界に現実が近づいてきたなあって。。。ベストは『メンツェルのチェスプレイヤー』か『交換殺人』か。ワーストについては・・・・口にしたくない。僕が今まで読んできたミステリ全体の中でワーストかもしれない。2017/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/450096
  • ご注意事項