カッパ・ノベルス<br> 撃つ薔薇―AD2023涼子

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カッパ・ノベルス
撃つ薔薇―AD2023涼子

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  • サイズ 新書判/ページ数 372p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334073695
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

西暦2023年、東京は多国籍化・複雑化した組織犯罪が凶悪を極める灼熱の坩堝だった。警視庁は対策の切り札に潜入捜査専門の特殊班を新設。厳選された捜査員の中でも、最も危険なのが「涼子」だ。自分の過去を拒み、美貌を拒む彼女の捜査ぶりは、苛烈で非情だ。その過酷さ故二年に限定された勤務期間での、彼女への最終任務の指令は、謎の麻薬組織への長期潜入だった。巧妙に潜入した彼女を待つ、組織内での殺人、対立組織との激しい抗争。さらに狡猾な罠が彼女を狙う!敵は、味方は、組織のボスの正体は?そして絶望的な状況の彼女を救う愛の行方は!?迫力と哀切の長編ハードボイルド傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007

13
展開が早くて面白かった。涼子もかっこいい。しかしあんな中で生き抜くのは凄いなー。2014/10/30

朱音

3
近未来(だと思う)の、警察官「涼子」が主人公。超人的な「お涼さま」とはちょっと違うのだけれど、彼女を髣髴とさせるようなかっこよさがある。強さも弱さも兼ね備えていて、読者も感情移入ができると思う。長いがわくわくして一気に読み進んでゆけるのでは?最後、「涼子」が次の名前として「鮫島」を選んでいるところは作者のお遊びか。2002/04/23

Keken Oh

1
涼子。日本の女優で誰が演じられるだろうかと読みながら考えていたが、ところどころにでてくる涼子の容姿を読むと日本の女優ではいないという結論が自分自身ででた。背が高くスタイルが良く凸凹がくっきりし誰もがすれ違ったら振り返る様な。 多くの女性が羨み嫉妬しているだろうが本人はそれが故に大変な暗い過去を背負い生きている。物理的な身体の傷は癒えても心の傷は消えることはないだろう、記憶が消えない限り。少しホッとしたのは加害者が報いを受けたこと。 欺き裏切り最後に正体を明かす。過程と最後の結末のシーンははらはらさせられた2017/04/01

Masayuki Nakanishi

1
(10ページ) 「この小汚ない牝犬がっ」彼女は半歩退ると右膝をピーターの下腹部に叩きこんだ。容赦のない、渾身の一撃だった。ピーターは声もたてずに床にひざまずいた。ピーターが胃の中を床にぶちまけたとき、彼女はクローゼットからとりだしたスカートに両脚を通していた。2011/08/22

慶治朗

1
涼子とはどんな女性なんだろう~?  涼子をメロメロにした龍みたいな漢は今時いるのかな? どんな人物を想像しても見つからないような設定ですね! 何しかカッコいい!2012/08/20

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