内容説明
ヨーロッパ文明のシステムを知らずして、日本の「今」と「未来」は見えてこない。「比較文化論」はなぜ必要か。
目次
4 骨抜きにされたキリスト教
5 西欧とイスラムは「共生」できるか
6 ヨーロッパを支えた「隠れた知」とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ja^2
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「カラマーゾフの兄弟」を読んだ時に、キリスト教を理解していないので意味不明だったという感想をもった。しかしこれを読むと、正確にはロシア正教というべきだったのだろう。いや、その意味でもキリスト教を理解していなかったということか。▼イスラムとの関係で言えば、本書が1994年に出されていることが驚きだ。その後に起きた9.11(01年)が必然のように思える。アメリカを含めた西欧人は、数百年も前からイスラムを見下してきた。9.11はその報いであるかのようだ。▼さて今日、ヨーロッパはどこに向かおうとしているのだろう。2022/01/05
古川順弘
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いま、日本は混乱している。 混乱と言うと悪い状態であると聞こえるかもしれないけど、そうでもない。 安定していると、新しいものは生まれにくい。不安定な状態からは新しいものが生まれやすい。 混乱が不安定さを生み出せるかが重要だ。 橋下さんと石原さんは、不安定さを生み出せるんだろうか? とにかく壊さないといけない。何を?すべてを。 「そんなことが大切だよ」ということが書かれていた本。
羊男
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★★★1994/02/27
startvalue
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★★★★★2018/03/22