内容説明
人類永遠のテーマに、男の目でユニークに迫る女性論。
目次
第１部 いかに女は怖いか（滅茶滅茶に怖いはなし；女より戦争が怖い筈なのに；神は女に嘘と力を与えたまう；謹厳実直な人物の秘話；薔薇にはもちろん棘がある ほか）
第２部 なぜ女は怖いのか（なんにも悪いことしないのに；女だけが描く絵；子宮が体内をさまよう；「怨」という文字について；女が手のうちを見せてきた ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
22
ちょっとこの本は共感できない、というか私が女性だから腹立たしかった。結局女性は男性にとっては性欲の処理の対象であればよいんだ、と書かれている気がした。淳之介さんのこういうところは好きではない（ほかのところについては、個人的に作家として惚れているのでどうにもならない）。2014/02/19
ELAT
0
吉行淳之介の女性論（？）。居酒屋トークっぽい。2015/07/25
タツフジ
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ふむふむと共感する場面が多々あり！それにしてもじゃんけんのグーの出し方。私が聞いていたことと異なる形だった。いろんな人と試しにやってみよう！2015/06/27
がんもどき
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図書館本。 平成になってからの本だが、文体が吉行らしくない気がする。こんなに馴れ馴れしい文を書く人だったか？出てくる人は生まれる前かその前後の人ばかりだが、巷で読んだ吉行がミソジニーだというのは納得させられた内容だった。2018/04/19
