光文社新書<br> 鎌倉幕府抗争史 - 御家人間抗争の二十七年

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光文社新書
鎌倉幕府抗争史 - 御家人間抗争の二十七年

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  • サイズ 新書判/ページ数 337p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046194
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C0221

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

114
軽妙な文体で、これまで多くの啓蒙書を記した著者である。が、今回はやや論文よりの文体での一冊。極度に短い後書きに「淡々と記した」とある通りである。余りの頻度で起こる内部抗争の激しさを叙述していると、キツイものがあるのだろう。しかし北条時政を「知能は高いが、思慮は浅い」と評すなど、啓蒙書で表れる著者の独特の文体で救われるとこも少なからずであった。幕府が統治機構でなく、広域武士団集合体であった以上、派閥抗争は避け得ないのである。偉大なる主君頼朝がやはり、早く死ぬ過ぎたのであろう。逆縁に富んだ政子の思いや如何2022/08/15

ホークス

61
2022年刊。源頼朝の死から承久の乱までを分かりやすく解説。ドラマ『鎌倉殿の13人』の理解が深まる。鎌倉以降の幕府は、将軍と各武士の個人的関係でできていた。組織とは名ばかりでチキンレースに明け暮れるのは今の組織も同じ。殺しから隠微な陣取りになっただけ。だから『鎌倉殿』はバカバカしく哀しくてリアルだ。後鳥羽院は、幕府を潰さずコントロールしようとしたらしい。実現すれば文武を直接率いる強力な王になれたはず。当時の武士はそれぞれのオーナーと契約し、徴税を職とした。彼らを一つの同業者組合にまとめた頼朝はやはり凄い。2022/12/03

みこ

41
大河ドラマの復習と今後の予習を兼ねて購読。ドラマ的にも良いタイミングで読んだものだ。ドラマだとあれだけ仲良しな畠山重忠や和田義盛と刀を交える様子が想像できないのだが筆者は武士を戦いを生業とする戦士と定義づけることで、ほんの些細な火花が大爆発につながる緊張感を示してくれている。なにせ、あの泰時ですら伊賀氏の変では結構やる気満々だったようだし。それにしても今後フラグの立ち始めた畠山はともかく、あのバカ・・・ズを踏んだ和田義盛とも悲しい戦をすることになってしまうのか。2022/09/09

かっぱ

32
【図書館】読了ならず。P.90の城氏の乱と滅亡まで。おもしろいので、続きを読みたいけど、返却期限(次の予約あり)が来たので返します。再予約かな。2022/11/19

サケ太

31
ひっじょーに面白い。頼朝の死、そして義時の死。その間に起こった御家人同士の抗争。武士という存在の暴力装置そしての部分を強調しているのが面白い。この国に、確かに存在した武士という存在、時代の気風とでもいうべきもの。殺し合う存在である武士たちが一つの政権を形成していくまでの過程は、終幕を知っていてなおスリリング。著者らしい意訳も無く、落ち着いた筆致である。だが、この平易さが読みやすい。2022/09/01

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