出版社内容情報
私たちヒトを含め、多くの生き物の体の中には命を支える「細胞の毛」がある。この細胞の毛を知ることで新たな生命観を得られる。
内容説明
虹色に輝く毛?ウイルスから守る毛?CO2で止まる毛?脳の中の毛?水を浄化する毛?音を感じる毛?「細胞の毛」研究30年のスペシャリストが綴る驚異のミクロの世界。
目次
第1章 孤独な戦士「精子」
第2章 体内の毛なしに生きられない
第3章 毛のルーツは生命のルーツ
第4章 美しいナノ構造のひみつ
第5章 波打つ仕組み
第6章 細胞の毛は環境問題につながっている
著者等紹介
稲葉一男[イナバカズオ]
1962年、山梨県生まれ。筑波大学下田臨海実験センター教授。静岡大学理学部生物学科卒業。東京大学大学院理学系研究科相関理化学専攻修了。理学博士。東京大学助手、東北大学助教授を経て現職。30年以上、3つのマリンステーションで研究・教育に従事。マリンステーションの国際連携にも長年取り組む。専門は細胞生物学、生殖生物学、海洋生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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