出版社内容情報
J・ウォーリー・ヒギンズ[ヒギンズ ジェイ.ウォーリー.]
著・文・その他
内容説明
ふつうモノクロでしか見ることのできない昭和30年代の日本を、カラー写真で記録していた人物がいた。アメリカ出身、日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」、J・ウォーリー・ヒギンズ。駐留米軍軍属として来日後、国鉄の顧問に。日本全国をくまなく訪問し、趣味の鉄道写真を中心に、当時としては超贅沢なカラーフィルムで日本の風景を多数撮影してきた。半世紀以上の歳月を経て、今なお色褪せない最上質のコダクロームの6000枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開する。鉄道写真に写り込んだ、生活感あふれる風景ポートレートの数々には、東京五輪を前に激変する東京の様子や、今では失われてしまった懐かしい地方の町の風景、人々の様子が記録されている。
目次
東京編(山手線沿線;中央線沿線;地下鉄沿線;私鉄沿線;東京東部・島部)
各地方編(北海道;東北地方;北陸地方;関東地方;中部・東海地方 ほか)
著者等紹介
ヒギンズ,J.ウォーリー[ヒギンズ,J.ウォーリー] [Higgins,J.Wally]
1927年米国ニュージャージー州生まれ。コルゲート大学卒業、ミシガン大学で修士課程修了後、’56年に初来日。’58年に本格的に来日以降、日本に在住する。国鉄の顧問を務め、現在はJR東日本国際事業本部顧問。日本全国をくまなく巡り、当時貴重だったカラーフィルムで鉄道写真を撮り続ける。2007年度日本写真協会賞特別賞受賞。著書多数。海外の鉄道写真も撮影し、日・米・英などで出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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