光文社新書<br> 「感染症パニック」を防げ!―リスク・コミュニケーション入門

個数:
電子版価格
¥847
  • 電書あり

光文社新書
「感染症パニック」を防げ!―リスク・コミュニケーション入門

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 17時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 313p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038281
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0247

内容説明

エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ…。高度な文明社会となった現代でも、感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”とも言われる医師・岩田健太郎が、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教える。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーションの入門書。

目次

第1章 リスク・コミュニケーション入門(リスク・コミュニケーションとは何か?;リスクを見積もる、リスクに対応する;効果的なリスク・コミュニケーションのために;聞き手を動かすコミュニケーション;価値観・感情とリスク・コミュニケーション;リスクを伝えるリスク;優れたリスク・コミュニケーターであるために)
第2章 感染症におけるリスク・コミュニケーション“実践編”(エボラ出血熱;1999年の西ナイル熱;2001年のバイオテロ(炭疽菌)
2003年のSARS
2009年の新型インフルエンザ
2014年のデング熱)

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学病院感染症内科診療科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

111
"つまり、構造的に、官僚はリスク・マネージメントが苦手な頭脳の持ち主なんです"(P127)。ここで言う官僚とは厚生労働省の人のことを指しているが、経済産業省の官僚も似たような感じ。22億円も出して映画企画の官製会社を作って、実質的に何のノウハウも得ず最終的に3,400万円の二束三文で売り払ったときも机上の空論で済ませたはず。なぜ日本の官僚は素人集団が実権を握ることができるのか?日本国内では「東京大学法学部卒」は金ピカの高学歴だけど、海外基準だと学士号ホルダーのアマチュアプレーヤーにすぎない。2020/07/21

ゆいまある

88
数々の感染症に対応してきた感染症パニックの専門家で、ダイヤモンド・プリンセス内の告発動画をアップした岩田教授の本。主に医療従事者向け。アセスメントの仕方や患者対応など参考になり、まさに今パニックの対応に追われている身には必要な本だった。TVは面白い特ダネを追うもので感染対策に不要な情報も多い。然るべき所から必要な情報を取ってくること。子供の感染者が出ていない地域で休校は意味なし。単なる政治パフォーマンス。休校決まった途端ただでさえ勉強しないうちの受験生の集中力が落ちたので、私は安倍晋三首相一生許さない。2020/02/29

こも 零細企業営業

39
西ナイル熱、炭疽菌テロ、SARS、新型インフル、デング熱、エボラ出血熱の前線に居た方が2014年に書かれた本だった。エボラ出血熱、デング熱が騒がれていた時期だった。そしてCOVID19が流行している今の時期に読む。リスクコミュニケーション(リスクを伝える)、それはリスク・マネージメント(リスクに対する対応)リスク・アセスメント(リスクへの見積)と三位一体で、それは「人の心に届く」メッセージか?ただ「一所懸命やりました」ではダメ。伝わらなくては意味がない。アメリカはパニックに弱いって今見ていて判る。2020/04/05

k5

34
時の人シリーズ。すごく良い本でした。感染症だけでなく、炎上とか薬害とか、あるいはもっと卑近に売上減少リスクとかすべてのリスク・マネジメントにつながる内容なので、ビジネスパーソンが読むのに良いかと。これ読んでると、今回テレビは本来の「煽り」傾向の中で、それなりに調べて報道しているし、そこが過熱するとSNSが水をかける、という形で、メディアはよく機能していると思います。岩田先生もTwitterで継続的に発言されてます。行政も初動に比べると良い方に行っている気がしますが、コミュニケーションはうまくないですね。2020/03/14

そうたそ

31
★★★☆☆ 新型コロナウイルスが騒ぎとなっている今、読まない訳にはいかないと手に取った本。パニックを防ぐためのコミュニケーションのあり方について書かれており、感染症自体について触れている内容ではない。だが、コミュニケーションのあり方しだいで、こんなにも被害拡大は防げるのかというところは驚きだった。SNSの発達により、正誤に構わず情報が飛び交う現代だからこそ、一考すべき内容ではないかと思う。2020/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8981582
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。