内容説明
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ…。高度な文明社会となった現代でも、感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”とも言われる医師・岩田健太郎が、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教える。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーションの入門書。
目次
第1章 リスク・コミュニケーション入門(リスク・コミュニケーションとは何か?;リスクを見積もる、リスクに対応する;効果的なリスク・コミュニケーションのために;聞き手を動かすコミュニケーション;価値観・感情とリスク・コミュニケーション;リスクを伝えるリスク;優れたリスク・コミュニケーターであるために)
第2章 感染症におけるリスク・コミュニケーション“実践編”(エボラ出血熱;1999年の西ナイル熱;2001年のバイオテロ(炭疽菌)
2003年のSARS
2009年の新型インフルエンザ
2014年のデング熱)
著者等紹介
岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター医療リスクマネジメント分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。神戸大学病院感染症内科診療科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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