光文社新書<br> 1秒もムダに生きない―時間の上手な使い方

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光文社新書
1秒もムダに生きない―時間の上手な使い方

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036287
  • NDC分類 159
  • Cコード C0236

内容説明

なぜ、著者は超多忙でもテンパらないのか?「“その時、もっともしたいこと”をできるようにしているからです」その真意とは?―注目の医師が明かす、時間を慈しんで生きるコツ。

目次

第1章 時間を削り取る、時間を作る(時間を大切にするキャラ;僕が時間を大切にするようになった理由;自分を打ちのめしたイギリスでの経験 ほか)
第2章 時間を慈しむ(時間管理術のピットフォール;テレビ・新聞のない生活;新聞・テレビにしがみつくことの危険性 ほか)
第3章 私の時間は何ものか(時間とは何か;時間と有限な命;挫折も停滞も回り道も ほか)

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。1997年、島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科などで研修後、中国で医師として働く。NYで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時の臨床を経験。2004年帰国し、亀田総合病院(千葉県)に勤務。感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

102
2011年発行。本棚整理目的で再読。神戸大学感染治療学教授。年間数冊の本を出版する著者の時間の使い方を知りたくて購読。並行して本を数冊執筆しつつ、気分とノリに素直に従って仕事をすることで、時間を上手に使うことが秘訣だという。そして削った時間でゆっくりと小説を読む、音楽を聴く、歩く走る、落語を聴く、のんびりと語学を学ぶ、休養をしっかりとる。停滞や挫折は一見すると時間のムダだが、長い年月の後にそうではないと分かることがある。人間は死ぬ運命である。にもかかわらず一生懸命生きていく。ちまちました時間を削りながら。2022/08/17

ハッシー

95
★★★☆☆ 超多忙な医師が明かす、時間を慈しんで生きるコツ。第1章で時間を削り取るやり方、第2章で時間の使い方、第3章で時間とは何かを掘り下げている。第2章以降は共感できることも多かったが、第1章は我々のような一般人にはできそうもない。著者は、今一番やりたいことをやるのが時間の上手な使い方だと説き、そのために執筆関係の仕事を7つ以上、研究テーマも3つ以上、常に目の前に並べて、いつでも選べるようにしているそうだ。読みたい本も100冊以上手元に置き、6カ国語も同時に勉強中だそうだ。とても、真似できない(涙)。2019/04/22

hatayan

50
感染症を専門にする医師が時間を管理する哲学を解説。 仕事や読書は常時複数手がけて気分に応じてつまみ食い。自分の気持ちに正直に「今一番やりたいことをやる」。 無知であるという自覚があることは、中途半端に知っているよりもずっとまし。教えを請う人を嫌う人間はいない。時間を削るために有効なのは他者の眼差しから自由になること。逆に、観劇や映画鑑賞は他者の眼差しに縛られて時間を贅沢に費やす。「僕がいないと困る人」に時間を費やしたい。それは仕事の同僚ではなく家族。 激務の中でも多くの本を著す人の考えに触れる一冊として。2019/05/16

KAKAPO

36
《一番やってはいけないのは「周りの眼を気にすること」。他者の意思をいくら気にしても、仕事のパフォーマンスはよくなりません。他者に規定されるのではなく、自分のパフォーマンスを自分の気持ちに照し合せて管理する習慣を付けていると、だんだん自分の気持ちの動きに鋭敏になってきます。自分の気持ちに素直になればなるほど、自分の気持ちがわかりやすくなっていくのです》。1秒もムダにしたくないのは自分の時間です。だから他者の価値観・行動原則に規定されるのではなく、自分の気持ちに素直に従うことで、自分の時間を上手に使うのです。2018/09/02

井月 奎(いづき けい)

33
ハウツー本かと思うと、著者自身の経験からくる思考を「どうですか? こういうやり方もありますよ」と伝えます。ハウツー本、ビジネス本は拡大解釈が多く、また、万人ができることではないとの思いを持つ著者の言っていることは、やはり万人にできることではありません。そして著者は繰り返し能動的に動き、生きろ、とのことを言います。これは多きに賛成します。つまり自らが自らの振る舞いや使命を見つければ、おのずと時間の使い方は決まっていく、とのことです。ま、スパルタな内容です。読み手によって判断が分かれる本だと思います。2016/11/27

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