光文社新書<br> 辺境生物探訪記―生命の本質を求めて

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辺境生物探訪記―生命の本質を求めて

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  • サイズ 新書判/ページ数 406p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035754
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0245

内容説明

南極や北極などの極地、深海底、火山、砂漠、地底、宇宙空間…低温、高温、高圧、乾燥、無酸素、高放射能など、どんな過酷な環境にも生命は存在する!?辺境生物学者で、「科学界のインディ・ジョーンズ」の異名を持つ長沼毅と、『クリスタルサイレンス』『ハイドゥナン』などの小説で辺境を描いてきた藤崎慎吾が、地球の“極限環境”に生きる奇想天外な生物たちを訪ね、生命の謎や本質について語り合った。生物学の最前線がわかり、科学の面白さが堪能できる一冊。

目次

プロローグ 辺境の生物を訪ねる旅へ
第1幕 南極は“しょっぱい大陸”
第2幕 深海で出会った生物の「大群」
第3幕 原始地球は温泉三昧
第4幕 乾燥と「高イオン強度」に耐える生物
第5幕 「スローな生物学」への挑戦
第6幕 宇宙空間で生き延びる方法
エピローグ 生命は宇宙を破壊する

著者等紹介

長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。生物学者。理学博士。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)等を経て、’94年より広島大学大学院生物圏科学研究科准教授

藤崎慎吾[フジサキシンゴ]
1962年、東京都生まれ。作家、サイエンスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流之助

39
辺境に生きる変な生き物について語る本だと思いきや、宇宙にまで飛んでいき、生命は破壊だ!と言ってのける壮大さにワクワクが止まらない。SFの観点からも面白い着眼点。生命の定義って何だろう、という自分の妄想も捗った。国の利益とか小さいことを考えず、生命レベルで色々な研究や観測が進んでいけたらいいな。知的好奇心が活性化するなぁ。特に、炭素の生き物から珪素の生き物へ、という部分は「蒼穹のファフナー」じゃないか!と大興奮してしまった。2018/07/12

ntahima

33
科学界のインディー・ジョーンズこと長沼毅博士と環境SF『ハイドゥナン』の藤崎慎吾氏が辺境をキーワードに地球内外での生命について縦横に語り尽くす対談集。新書にも関わらず千四百円&四百頁超の価格とボリュームには少し怯むが心配御無用!藤崎氏の生真面目なツッコミと長沼氏の理学博士とは思えない大陸的な受け答えが絶妙のハーモニーを醸し出す。テーマがテーマだけに一読理解できない場合もあるが、そんな些細なことは忘れてどんどん読み進めよう!苦労も多かった筈だが長沼博士の話にはロマンを感じる。次は『生命の星エウロパ』だ^^/2011/06/26

ふろんた

26
対談本。過酷な環境に住む生物の探訪なのに、旅エッセイみたいな部分もあり読みやすい。生物学にとどまらず、話がかなり飛躍するので、研究の広さを感じるサイエンス本である。2017/09/04

mackane

16
南極、深海、砂漠、地底、地球外といった辺境とそこに存在する生物を通して、生き物の不可思議さをめぐる「旅」を味わう本書。科学界のインディジョーンズこと長沼氏の辺境探索話を中心に、実際に日本国内の各所を旅しながら対談が進められるため、辺境紀行としても楽しむことができる。ケイ素が多く炭素が少ない地球で、人間を含む炭素ベースの生物が多数の中、ケイ素をベースにした珪藻が2億年前に生まれ、今地球で大繁栄している。生物の次のステージはケイ素ベースもありえるとのこと。そういえば、最近、身体にシリコンいれる人増えたよなぁ。2014/03/05

たくのみ

15
極地研で南極の生物を、江ノ島水族館で深海生物を、火山の火口で、砂丘で、地層研究所で、高エネルギー加速器研究機構で… それぞれ極限の世界とそこで暮らす生物の話を、語り倒す二人の研究者たち。深海で襲いかかるズワイガニの大群、ラピュタに似た熱水マウンド、松阪クラスの硬球が飛び回るイメージの宇宙空間の放射線。読むうちに、科学の楽しさ、奥深さが、どんどんひろがる。科学離れの高校生たちに読ませたい!2016/02/03

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