光文社新書<br> 名画で読み解くブルボン王朝12の物語

個数:
電子版価格
¥1,078
  • 電書あり

光文社新書
名画で読み解くブルボン王朝12の物語

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月07日 22時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035662
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0271

出版社内容情報

ブルボン家はヨーロッパ名門中の名門だが、王朝としてフランスに君臨したのは、およそ250年。ハプスブルク家が、最後は大伽藍がゆっくり崩れ落ちるように濛々たる煙の中に没していったとするならば、ブルボンの終わりはギロチンの刃の落下と同じ、すばやくあっけないものだった。(「はじめに」より抜粋)
世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、19世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。

目次

はじめに
ブルボン家系図(抄)
前史
第1章 ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸』
第2章 ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
第3章 ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
第4章 リゴー『ルイ十四世』
第5章 ベラスケス『マリア・テレサ』
第6章 ヴァトー『ジェルサンの看板』
第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
第8章 グルーズ『フランクリン』
第9章 コベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
第10章 ゴヤ『カルロス四世家族像』
第11章 ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
第12章 ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
主要参考文献
あとがき
年表(本書に関連した事項のみ)
本書で取り上げた画家(生年順)プロフィール

著者紹介

中野京子(なかのきょうこ)
北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史。著書に『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』(光文社新書)、『怖い絵1~3』(朝日出版社)、『危険な世界史』(角川書店)、『恐怖と愛の映画102』(文春文庫)、『おとなのための「オペラ」入門』(講談社+α文庫)、『歴史が語る 恋の嵐』(角川文庫)、『メンデルスゾーンとアンデルセン』(さ・え・ら書房)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。朝日新聞ブログ〈ベルばらKidsぷらざ〉にて歴史エッセー「世界史レッスン〈映画篇〉」を連載中。著者ブログは「花つむひとの部屋」。

内容説明

世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、十九世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。

目次

ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸(『マリー・ド・メディシスの生涯』より)』
ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
リゴー『ルイ十四世』
ベラスケス『マリア・テレサ』
ヴァトー『ジェルサンの看板』
カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
グルーズ『フランクリン』
ユベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
ゴヤ『カルロス四世家族像』
ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

118
ブルボン王朝は、初代アンリ四世により1589年に拓かれ、1848年オルレアン公フィリップが亡命し、約250年に渡る名門の歴史。12枚の絵画はどれも知れば知るほど好きになる。ハプスブルク家と対をなし、ルイ14世の孫フェリペ五世からスペイン・ブルボン家が始まる。リゴー「ルイ14世」、カンタン・ド・ラ・トゥール「ポンパドゥール」、ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」いずれもルーブルに輝く至宝と、ウィーン美術史美術館のベラスケス「マリア・テレサ」ルイ太陽王妃など、ブルボン王朝に纏わる栄華と没落の物語を堪能しました。2022/09/20

yumiko

84
ロマノフ家、ハプスブルク家ときて、ラストはブルボン家。正直一番面白味に欠けてそう…と思ったけれど、個性豊かな王侯貴族の皆様がなかなかどうして面白い。中野さんの切り口も良いのだろう、あっという間に読み終えてしまった。家系図を見ているとヨーロッパの王族は殆どが血縁関係だと思い起こされる。近親結婚を繰り返し自滅したスペインハプスブルク家のこともあり、ブルボン家の家系図を眺めているのに前作が気になって仕方がなくなってしまった。気になったと言えばルイ13世妃アンヌ・ドートリッシュも。「三銃士」読んでみたい。2017/01/23

tama

70
図書館本 欧州王家シリーズで。ブルボン・・・お菓子メーカーではない方。ハプスブルグ・ロマノフ・ブルボンが三者頑張ってた時代って平民にはきつかったんだろうなぁ。スペインの現国王様(ベネズェラの独裁大統領に「黙らっしゃい!」と言った )ってブルボン家なんだ!フランス共和制確立からまだ百四十年しかたってない(これは超意外!)とか、ポンパドール夫人の肖像画はパステル画!とか、「民衆を導く<自由>」の女神は腋毛ガッツリとか。今回も何度かのけぞりました。2014/12/28

Nat

54
ずっと読みたかったのですが、ようやく購入して読了。ハプスブルク家と絡み合うブルボン王朝。ハプスブルク家12の物語も読み返しつつ楽しく読み終えた。世界史では理解できなかったヨーロッパ世界が、少しずつ見えてくる気がした。2019/06/20

崩紫サロメ

53
『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』と対になるもの。ブルボン朝の始まり(ルーベンス「マリー・ド・メディシスの生涯」)からナポレオン時代までを扱う、スペインブルボン朝にも触れている。中野京子の歴史的背景の解説、あまりに俗っぽくて浅はかで、本来なら好きではない系だけど、そういう私をも引きつける一気読みさせるものって何なのだろうな、と考えさせられたりする。2020/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/590044
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。