光文社新書<br> 「読む」技術―速読・精読・味読の力をつける

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光文社新書
「読む」技術―速読・精読・味読の力をつける

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035563
  • NDC分類 019
  • Cコード C0281

内容説明

書いたものに現れる個性は「文体」と呼ばれ、よく知られていますが、読むときにも「読体」というそれぞれの人の個性があります。「文体」と違って目に見える形にならないので気づかれにくいのですが、それぞれの人の性格や背景におうじた読みの偏りは確実に存在します。「読む」技術を向上させるには、無意識のうちに身についた自分自身の読み方の癖の姿を知らなければなりません。本書は、自分なりの読み方、「読体」を対象化し改善する目的を持っています。

目次

なぜ「読む」技術を鍛えるのか
第1部 読みの理論(「読む」ということ;「読む」技術の多様性)
第2部 速読―速く効率的に読む技術(話題ストラテジー―知識で理解を加速する力;取捨選択ストラテジー―要点を的確に見ぬく力)
第3部 味読―文章世界に自然に入りこむ技術(視覚化ストラテジー―映像を鮮明に思い描く力;予測ストラテジー―次の展開にドキドキする力;文脈ストラテジー―表現を滑らかに紡いで読む力)
第4部 精読―深く多面的に読む技術(行間ストラテジー―隠れた意味を読み解く力;解釈ストラテジー―文に新たな価値を付与する力;記憶ストラテジー―情報を脳内に定着させる力)

著者等紹介

石黒圭[イシグロケイ]
1969年大阪府生まれ。神奈川県出身。一橋大学留学生センター・言語社会研究科准教授。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文章論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

139
読む技術を身につける正統的な読書法の本だと思いました。言語論的な観点から説明している部分が多く、「読みの理論」「速読」「味読」「精読」に分けて説明しています。私は自己流で人には教えられない読書法ですが、この本はまじめな理論的な本です。じっくり読んで習慣付ければいいと感じました。2015/11/30

mug

67
タイトル通り、速読・精読・味読の技術が書かれており、参考になった。各章ごとにポイントをまとめてくれているので、わかりやすい。本の種類、状況に合わせて読み方を変えることで内容の濃い読書ができそう。2020/10/22

ステビア

26
昔読んだことがあるらしい…全く記憶になかった。読みの型。2021/09/02

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

26
【1回目】読書を、速読・味読・精読とに分け、それぞれに必要な8つのストラテジーについて解説し、能動的な読みへと仕向けることがこの本の狙いである。ただ漫然と本に立ち向かっていてはいかんなと反省した。ただし、それらのストラテジーは「意図的に」発動しているのではないだろう。むしろ意識下で、必要に応じて使い分けたり組み合わされたりしているものだろう。また、『「読む」技術』というタイトルではあるが、「文章はこのように書かれている」という解説を、「文章『を』このように書くべきだ」と読み替えることさえできると思う。2018/08/10

navyblue

21
むかーし、Skimming, Scanningなどを教えてもらい、「内容によって読み方を変えていいのだ」ということが分かって感動したことを思い出した。普段は「味読」がメインだが、仕事では「速読」のストラテジーをフルに使っているはずだし、勉強するときはテキストを「精読」する。しかし、具体的に一体どんな読み方をすればいいのか、明確に使い分けることができているだろうか?無意識に行っている読み方に揺さぶりをかけるという筆者のねらいは本書の中で達成されている。本好きもそうでない人にもお勧めしたい、「読む技術」。2017/05/07

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