内容説明
課金を制する企業がインターネットを制す。クラウドと、クラウドの「窓」の役割を持つ携帯端末。その戦場でも日本は“敗戦”を迎えるのか―。
目次
1章 クラウドとは
2章 クラウドの古さと新しさと主要企業
3章 マイクロソフトの戦略―ウィンドウズアズール
4章 グーグルの戦略―グーグルアップエンジン
5章 アップルの戦略―iTunes
6章 クラウドでも出遅れた日本
著者等紹介
岡嶋裕史[オカジマユウシ]
1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所勤務を経て、現在、関東学院大学経済学部経営学科情報部門・関東学院大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
233
少し古い本だがクラウドについて勉強になった。どちらかと言うとグーグルが今となると強いなと思った。2016/06/27
ちくわん
15
2010年3月の本。コンピュータ技術の本。すでに過去の話だが、ここ15年ほど空白の時代であった私にとって歴史を学ぶためには丁度よい本。クラウドを、どう例えるか。岡嶋氏はこの分野のエキスパートなので、上手い例え方をする。ちょっとお薦め。2020/06/18
0607xxx
12
ITについて、そこまで詳しくありませんが、クラウドについて多少は理解できました。3年前の本なのに当時と比べ、状況が変わってる変化の激しさは驚いた!2013/11/11
Humbaba
11
今ある技術において最高のものを作り上げたとしても、ルールが変わればそれは意味をなさなくなる。日本は現在の環境を認識し、その中で最も良い物を作ろうとした。それ自体は素晴らしいことだったのだが、そもそもルールを変更することで全く別の解法を選んだ会社もある。2013/08/22
Arowana
9
挑発するテクノロジー。米発技術知の最前線に迫る社会批評書4冊目。 (目次) クラウドとは/クラウドの古さと新しさと主要企業/マイクロソフトの戦略―Windowsアズール/Googleの戦略―Googleアップエンジン/アップルの戦略―iTunes/クラウドでも出遅れた日本/2013/09/28