光文社新書<br> グーグルに勝つ広告モデル―マスメディアは必要か

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光文社新書
グーグルに勝つ広告モデル―マスメディアは必要か

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334034528
  • NDC分類 674.6
  • Cコード C0255

出版社内容情報

「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を抜いた。加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体広告費がいずれも前年割れしたのに対して、インターネットの広告費は124.4%の伸びを示した。このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを変えればいいのか? またインターネットを有効活用するには? 新進気鋭のコンサルタントが、その道筋を明確かつ具体的に提示する。

【目次】
はじめに
1章 マスメディアの本質は「注目=アテンション」の卸売業
2章 アテンションのゼロサムゲームから脱却できるか?
3章 マスメディアの競合としてのインターネットメディア分析
4章 4マスメディアvs.インターネット
5章 テレビvs.インターネット
6章 オンデマンドポイントキャスト事業の提言
7章 ターゲットメディアとしてのラジオの確立
8章 情報のコモディティ商戦から新聞は抜け出せるか
9章 ネットとの差別化に特化する雑誌
10章 合従連衡によってプレイヤーの数を減らす
11章 なぜ、それでもマスメディアは必要なのか
12章 コンテンツ論
13章 マーケッターに求められるパラダイムシフト

【著者紹介】
1965年シンガポール生まれ。Royal College of Liberal Arts、 慶大文、同修士終了。国内大手広告代理店にてメディアマーケティング、ネット事業立ち上げを担当した後、大手外資系コンサルティングファームに参加。主にメディア企業、エンターテイメント企業に対しての企業変革、ビジネスモデル改革に関する提言活動に従事した後、独立。現在、岡本メディアデザイン研究所主宰。

内容説明

「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を抜いた。加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体広告費がいずれも前年割れしたのに対して、インターネットの広告費は124・4%の伸びを示した。このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを変えればいいのか?またインターネットを有効活用するには?新進気鋭のコンサルタントが、その道筋を明確かつ具体的に提示する。

目次

マスメディアの本質は「注目=アテンション」の卸売業
アテンションのゼロサムゲームから脱却できるか?
マスメディアの競合としてのインターネットメディア分析
4マスメディアvs.インターネット
テレビvs.インターネット
オンデマンドポイントキャスト事業の提言
ターゲットメディアとしてのラジオの確立
情報のコモディティ商戦から新聞は抜け出せるか
ネットとの差別化に特化する雑誌
合従連衡によってプレイヤーの数を減らす
なぜ、それでもマスメディアは必要なのか
コンテンツ論
マーケッターに求められるパラダイムシフト

著者等紹介

岡本一郎[オカモトイチロウ]
1965年シンガポール生まれ。Royal College of Liberal Arts、慶大文、同修士修了。国内大手広告代理店にてメディアマーケティング、ネット事業立ち上げを担当した後、大手外資系コンサルティングファームに参加。主にメディア企業、エンターテインメント企業に対しての企業変革、ビジネスモデル改革に関する提言活動に従事した後、独立。現在、岡本メディアデザイン研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

22
攻撃的な題名だが、内容はふつうのメディアマーケティング論。出版当時に比べるとすべてのメディアに少しずつ変化が生じており、利用する側としてはこの先の変容が楽しみになってきた。2015/02/09

テキィ

5
蛇足だが「それは…… 不自然なのよ!  ララァ・スン」には違和感。それこそ、不自然。ここは雰囲気に逃げずにキチンと説明をして欲しかった。確かに実感として紙の新聞自体は①地方のミニコミ、②先進国以外、などで今後も刷り続けられるだろうけど。何だろう、「誰得?」な引用句。趣味? 3年前か~。今年、スマホやネットブックがどこまで普及するかそういった表層とはある程度切り離して、全体の流れを俯瞰できる好著。おススメです。 2011/01/23

TMHR ODR

3
2008年に初版されたマスメディアはこれからどうあるべきか考えてみました的な本。こちらでもスマートフォンについては何も語られていないので、如何に短期間にスマホが普及したかを思い知らされる。面白いのは、これからAMラジオはジジババ向けに特化すべきだという提言で、最近のTBSラジオやニッポン放送の頑張りを思うと、如何に時代を読むのは難しいか沁みる内容。グーグルについてはほぼ語られていないという詐欺的なタイトルを踏まえ★×2。2017/06/08

テキィ

3
だいたい昔から、例えば商品企画などの営業に行ったりしたときに、何か偉そうに業界分析とかするでしょ。本当は先方のほうがその世界では専門家であるにもかかわらずにね。自分でやってて相当胡散臭いなぁと、思っちゃうんですよ。デザイナーもそうだよね。いくら勉強するって言っても納期があるわけじゃん。その中でどこまで先方の商品やサービスとその背景、顧客層を理解できているのか、いっつも不安なわけ。 でも、そうじゃないんだよな。 これくらい明確っぽく説明できるんなら、それはもう芸であり、そういう芸にはお金を払う価値がある。2011/01/23

Go Extreme

2
マスメディアの本質は「注目=アテンション」の卸売業 アテンションのゼロサムゲームから脱却できるか? マスメディアの競合としてのインターネットメディア分析 4マスメディアvs.インターネット テレビvs.インターネット オンデマンドポイントキャスト事業の提言 ターゲットメディアとしてのラジオの確立 情報のコモディティ商戦から新聞は抜け出せるか ネットとの差別化に特化する雑誌 合従連衡によってプレイヤーの数を減らす なぜ、それでもマスメディアは必要なのか コンテンツ論 マーケッターに求められるパラダイムシフト2022/07/18

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