光文社新書<br> 最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情

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光文社新書
最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334034191
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0237

出版社内容情報

日本の大学生はみんなバカ
大学はどこかアホっぽい!?
全国250大学の「いま」が分かる

大学全入時代をほぼ迎えたいま、私大では定員割れが続出し、潰れる大学も出てきている。こうした、世間からそっぽを向かれた「崖っぷち大学」は生き残りに必死だが、それは、東大や早慶上智、関関同立といった難関大といえども他人事ではない。どの大学も受験生集めのために手を尽くしている。ところが、その内容は――AO入試で辞退さえしなければ誰でも合格、就職率や大学基本情報の非公表・偽装、イメージをよくするために大学名を改名(秋田経済法科大からノースアジア大へ)、新しいことを学べる新学部を新設(シティライフ学部や21世紀アジア学部)など、世間の常識と大いにズレていて、どこかアホっぽいのだ。本書では、こうした大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略を、具体例を交えながら紹介していく。

【目次】
はじめに
第一章 アホ大学のバカ学生
第二章 バカ学生を生む犯人は誰か?
第三章 バカ学生の生みの親はやはり大学!?
第四章 大学の情報公開をめぐる二つの講演
第五章 ジコチューな超難関大
第六章 「崖っぷち大学」サバイバル
終章 バカ学生はバカ学生のままか?
あとがき
参考文献
大学ギョーカイ用語集

【著者紹介】
ライター・大学ジャーナリスト。一九七五年北海道札幌市生まれ。私立北嶺中・高等学校、代々木ゼミナールを経て東洋大学社会学部社会学科に入学。卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務ののち、二〇〇三年にライターとして独立。以後、大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。全国の大学を見学して回り、二〇〇七年現在、二五〇校を超える。著書に、『学費と就職で選ぶ大学案内』(三五館)、『15歳からの大学選び』『15歳からの大学選び トレンド業種志望編』(小学館)がある。「ライター石渡嶺司のブログ」http://reiji0.exblog.jp/

内容説明

大学全入時代をほぼ迎えたいま、私大では定員割れが続出し、潰れる大学も出てきている。こうした、世間からそっぽを向かれた「崖っぷち大学」は生き残りに必死だが、それは、東大や早慶上智、関関同立といった難関大といえども他人事ではない。どの大学も受験生集めのために手を尽くしている。ところが、その内容は―AO入試で辞退さえしなければ誰でも合格、就職率や大学基本情報の非公表・偽装、イメージをよくするために大学名を改名(秋田経済法科大からノースアジア大へ)、新しいことを学べる新学部を新設(シティライフ学部や21世紀アジア学部)など、世間の常識と大いにズレていて、どこかアホっぽいのだ。本書では、こうした大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略を、具体例を交えながら紹介していく。

目次

第1章 アホ大学のバカ学生
第2章 バカ学生を生む犯人は誰か?
第3章 バカ学生の生みの親はやはり大学!?
第4章 大学の情報公開をめぐる二つの講演
第5章 ジコチューな超難関大
第6章 「崖っぷち大学」サバイバル
終章 バカ学生はバカ学生のままか?

著者等紹介

石渡嶺司[イシワタリレイジ]
ライター・大学ジャーナリスト。1975年北海道札幌市生まれ。私立北嶺中・高等学校、代々木ゼミナールを経て東洋大学社会学部社会学科に入学。卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務ののち、2003年にライターとして独立。以後、大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。全国の大学を見学して回り、’07年現在、250校を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤枝梅安

27
筆者は全国の大学を取材し、現在の高校⇒大学⇒企業という流れの中で、「バカ学生」の輩出(もしくは排出)は止まらないだろうと予測する。高校側は大学に対し「AOや推薦でどんどん入れちゃって、高校生が勉強しなくなる。」と言い、大学は大学で「高校がまともな教育をしないから大学がバカ学生の面倒を見なくてはならない。」と互いに相手のせいにしている現状を提示している。ここの記述で気になるのは筆者が「青田刈り」という語を繰り返し使っている点。正しくは「青田買い」のはずなのだが、すでに「青田刈り」が定着しているのだろうな。2010/11/28

mitei

17
アホ大学とはこういう所なのかと実感。2011/01/25

空崎紅茶美術館

9
タイトルが挑発的。内容はともかく、「バカ」を連発されると「アホ」と言われる方がまだましだと思ってしまう。大学全入時代でも、おそらく上位層は変化していないはずなので、変わったのはその下の層なんだと思う。各ページ下の「ハミダシ大学情報」の冗談・揶揄のような言葉が面白い。たしかに、一読しただけでは意味が理解できないような大学名をつけるその心理は不明だし、学部の名前だけで誤解する学生も多そう。大学にはこういう事情もあるという程度に収めておくことが精神衛生上良いかもしれない。2012/03/07

mint

8
バカなのは大学生だけじゃなくて、関係者みんななんだね。2014/11/12

がっち

8
自分が学生なので、いいたいことはとてもわかる。誰でも入れるような状態で、入ってからも勉強をしないという学生も多々いて問題と思うことはあるが、しかし、一方的にバカにしてもしかたがないと思う本である。なぜそのような状態なのかを分析することをしていないことにこの作者は学生と変わらないバカなのだと感じる。すべてがすべてではないが、学生が勉強しなくったのは、それがその後の進路に影響することがあまりない風土であることと、むしろ外部のバイトやインターンなどのほうが評価される風土があるからではないか?一概にバカとは言えな2013/06/04

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