内容説明
鉄道旅行は好きだけど、いつも目的地までボーッと乗っているだけ。きれいな車窓とおいしい駅弁で、なんとなく満足してしまっている。でも、ホントは、もっと鉄道の旅を楽しんでみたい…。そんなあなた！今からでも遅くはありません。今日から私たち「鉄ちゃん」の一員になってみませんか？まわりの視線なんて気にすることはありません。今こそ自信を持って堂々と、「テツです！」とカミングアウトしましょう。そうすれば、生涯楽しめる趣味ができて、人生が豊かになります。本書は、鉄道ならぬテツ道入門―テツの先輩として、みなさんに鉄道の楽しみ方を伝授しましょう。
目次
テツはこう乗っている 日常編
テツはこう乗っている 旅行編
テツはここに感動している
テツはこう得している
テツはこれを撮っている
テツはこれを集めている
テツはこれを食べている
テツはこう乗っている 海外編
著者等紹介
野田隆［ノダタカシ］
１９５２年名古屋市生まれ。早稲田大学大学院修了。都立高校教師の傍ら、ドイツを中心としたヨーロッパ鉄道旅行を続ける旅行作家。日本旅行作家協会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatayan
32
2006年刊。初学者を対象に鉄道ファンの嗜好を「乗りテツ」「撮りテツ」「収集テツ」「模型テツ」の4つに分類。常人には理解しがたいテツの習性をわかりやすく解説します。 これと決めた雑誌は創刊号から最新号まで完璧に揃える。書籍は保存用と閲覧用に2冊ずつ買う。時刻表を片手に空想旅行に耽ってニヤニヤする。漢字や地理が滅法強かった。身につまされる事例が熱く語られており苦笑い。 テツ分が濃すぎると偏った人間になってしまいますが、適度なテツ分は仕事やプライベートに潤いやアドバンテージを与える。そう思いたいものです。2019/04/21
くるぶしふくらはぎ
15
テツにとっては、世界中が丸ごと鉄道のテーマパークなんです。楽しいなあ～。鉄道には、おもしろ要素が詰まっていることに、あらためて教えられた。その中で、私のような、ユルユル撮り鉄子の存在も許されるわけなんだな。乗り鉄の我が夫のタイプのことも、書いてあったし、タイプ別「テツ」の生態に、納得。友達に一人テツがいると、何かと便利ですよ。2015/04/29
岡本匠
10
また、テツ関係の本。といっても自分自身はテツではないと思う。この本は「テツ」の諸形態ごとにまとめられた「非テツ」の人向けの「テツ」入門書のようなもの。恐らく本好きも似たような所はあるんだろうな、何事ものめり込み過ぎはよくないという事は改めて感じたけれど。2018/03/10
fuku66
10
テツの入門書。私も電車の旅が好きなので、テツの気持ちは少し分かる。2010/10/03
Humbaba
4
日本人のおよそ10人に一人が鉄道好きであるというせつもある位に，日本人は鉄道ファンが多い．彼らにとっては鉄道というのは単なる移動手段ではない．鉄道に乗ることは楽しみであり，目標でもある．しかも，鉄道であれば身近な存在であるだけに，簡単に始めることができる．2011/02/24
