内容説明
日本におけるほとんどの組織では「学び」が不在であるために、様々な問題が引き起こされている。従来の学びといえば、ただ講師の話を聞かされる「やらされるだけ」「役に立たない」「楽しくない」「身につかない」研修のみ。なぜ、いままでは学ぶことができていなかったのか?どうすれば、組織のなかに効率的で「成長できる」学びを生み出すことができるのだろうか?本書では、企業、行政、学校、NPOなど、あらゆる組織で使える学び方、二十二例を詳しく解説。これまでの研修のイメージが変わり、自分と自分の組織に合った学び方が必ず見つかる。
目次
第1章 一人でできる学び―自分の可能性を広げる(ジャーナル―書くことによる気づき;シャドーイング―「さっぱり分からない」ときに ほか)
第2章 二人でできる学び―信頼できる相手と学び合う(メールの交換―アイディアを交換する;相互コーチング―自分を相手の鏡に映す ほか)
第3章 チームでできる学び―プロジェクトの成功に結びつける(アクション・ラーニング―実際の業務のなかからの学び;チーム改善計画―普段の業務をよりよくするためには ほか)
第4章 組織レベルの学び―組織に「学びのサイクル」を植えつける(変化の担い手の養成―学びのリーダーを生み出す;哲学クラブ―何でも話し合える組織に ほか)
第5章 学びのリーダーに求められること(どんなときによく学べるか?;一つの学びのサイクルから複数の学びのサイクルへ ほか)
著者等紹介
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
茨城県生まれ。1976年、マサチューセッツ工科大学都市計画学部卒業。79年、カリフォルニア大学大学院修士課程(都市・地域計画)修了。長年、自治体や企業を対象にしたコンサルティング活動に携わるかたわら、NGOの普及・啓発のための活動をおこなう。89年、国際理解教育センター設立。現在、ラーンズケイプ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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