光文社新書<br> 沖縄・奄美“島旅”紀行

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光文社新書
沖縄・奄美“島旅”紀行

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033163
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0226

内容説明

本書では、ガイドブックではあまり触れられることのない島の変化に富んだ素顔を通して、沖縄・奄美の島々の魅力を伝える。

目次

第1章 八重山、その果てへ(与那国島―辺境中の辺境の、世界に一番近い島;由布島―この島をハワイにするんだ! ほか)
第2章 宮古の島々(宮古島―海を眺めつづけたら七年がたっていました;多良間島―この島の海の素晴らしさを思い知ったさ ほか)
第3章 奄美の島々(奄美大島―私には、ずっと南への憧れがありました;与路島―わしらのご先祖さまが一生懸命植えたものなんだ ほか)
第4章 八重山の島々(竹富島―素足ツアーは、一人でも催行するつもりです;竹富島―伝統と文化の島にふさわしい産品 ほか)
第5章 沖縄本島と周辺の島々(備瀬―このフクギ並木はビシンチュの誇りです;渡名喜島―シマノーシを一緒に見ていったらいいさ ほか)

著者等紹介

斎藤潤[サイトウジュン]
1954年岩手県盛岡市生まれ。東京大学文学部露文科卒業。月刊誌「旅」、旅行情報誌の編集に携わった後、独立してフリーランスライターに。テーマは、旅、島、食、農林漁業など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

22
フィリピンで島巡りをしていたので日本の島が気になった。旅のライターさんらしく、沖縄・奄美のあまり知られてない島を、現地の人の目線に近いところから紹介。面白く読めた。しかし、こんなに時間が取れない普通の人には行けないぞ。欲求不満が高まる。奄美と宮古の島々がまだ行ったことがないからか気になった。宮古島に毎年来て探し物をしているというインディアンのホピ族の村長はいったい何を探しているのか?それが一番気になる。今度沖縄出張の時に、足をのばせるかな?2018/09/04

kotte

9
Kindle Unlimitedで読みました。沖縄、奄美のゆっくりとした時間の流れを感じることができます。本書を読んで行って見たい場所が増えました!2017/05/25

ラウリスタ~

7
2005年の本。歴史などに立ち入るのではなく、30年間沖縄、奄美の島々に通い続けた筆者の見る、「今(2005年ごろ)」の姿。沖縄返還までは日本最南端として賑わっていた奄美が、その後相対的に目立たなくなったり、与那国島では戦前までは台湾が最も身近な都会だったなどのオバアの昔話。Iターンでやってきた定年後の夫婦の暮らしぶりだったり、島の人が欲しがっているのか定かではない舗装道路が島を一周する公共事業だったり。話題の中心軸がはっきりしないから、ぼーっと読み流してしまうのが惜しいか。観光はいいが住むのは大変そう2018/04/29

yamakujira

7
「八重山、その果てへ」「宮古の島々」「奄美の島々」「八重山の島々」「沖縄本島と周辺の島々」の5章で22島を紹介する。紀行だから当然だとしても、すべての島を訪れているのが羨ましく、観光名所の案内じゃなくて島の人と触れ合う滞在なのが好ましい。鳩間島や加計呂麻島や北大東島の美しい海もいいけれど、桟橋で釣りするぐらいしか楽しみ方が思い浮かばない。それよりも、奄美大島や沖縄本島や西表島の深い森が魅力的なのに、本書では内陸部に目が向けられていないのは残念だな。まぁ、ふつうは南の島と言えば海だからね。 (★★★☆☆)2017/11/08

Hiroki Nishizumi

1
未踏の島は面白く感じたが、既知の島についての記述はつまらなく感じた。そろそろこの手の本から卒業かな。2021/02/04

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