光文社新書<br> 論理的思考と交渉のスキル

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光文社新書
論理的思考と交渉のスキル

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334031817
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0230

内容説明

「ロジカルって言うけど、論理的思考力をつけていったい何をするの?」―ロジカルであることが何かを理解したとしても、そのままでは宝の持ち腐れである。それを実際のビジネスの場面で活かすことができなければ意味がないのだ。本書の目的は、「論理的思考力」を身につけたうえで、それを「交渉」において活かすことである。ビジネスにおいても、日常生活においても、コミュニケーションの一形態である交渉を避けて通ることはできない。現代人に必須のスキルである。交渉に欠かせない明瞭表現、バトナ、タフネス、質疑応答、譲歩の仕方、ニーズ分析、悪徳交渉戦術の対処法などにも言及。

目次

第1章 交渉とは何か
第2章 論理的思考を身につける
第3章 明瞭表現の三つの変数
第4章 交渉力の源泉
第5章 交渉相手のニーズを分析する
第6章 動揺せずに平常心を保つ
第7章 悪徳交渉戦術に対処する
第8章 交渉における目標・譲歩・投資
第9章 交渉における質問と回答の方法
第10章 ロジスティックスで差をつける

著者等紹介

高杉尚孝[タカスギヒサタカ]
1956年神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、ペンシルバニア大学ウォートン・スクール経営大学院にて経営学修士を取得。カリフォルニア州ヒプノーシス・モチベーション学院心理療法課程修了。ニューヨーク証券取引所認定スーパーバイザー・アナリスト。モービル石油、マッキンゼー、JPモルガンを経て、バーソン・マーステラ社にてマネージング・ディレクターとして活躍。現在、コンサルティング会社高杉尚孝事務所代表。「メンタル・タフネス(精神的免疫力)強化技術」のパイオニアとしても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

96
★★★☆☆ 20年間外資系企業でのキャリアを持つ著者が、論理的な思考と交渉のスキルについて、体系的にまとめた実用書。交渉をコミュニケーションの一形態と位置づけ、ディベートやプレゼンと比較したり、論理的思考の応用分野と位置づけ、論理ピラミッドやMECEといったフレームワークを交えて説明している。交渉が決裂した場合の次善策(バトナ)を使ったテクニックや、交渉における心理面の分析も面白い。具体例があまり多くないので、ピンとこない説明も多いが、この分野の知識を広く浅く知る上では役に立つ本だと思う。2018/11/21

蓮華

21
交渉術が学べる本。 様々なケースを例に交渉のしかたが説明してあるので分かりやすい。2018/04/04

neco

15
不躾な相手との交渉時、ついパワーで押し込んでしまう癖を直したくて手に取った本。知らないうちに、「交渉時には失礼な態度をとられてはならない」と『ねばならぬ思考』に囚われ、相手方の態度に激昂してしまっていたことに気付かされた。「失礼な態度をとられないことが望ましい、しかしそうならないこともある」と『望ましい思考』に切り替えてゆきたい。その他にも、論理的思考や交渉術の基礎的な知識が分かりやすく簡潔に記載されており、仕事で役立出ることが出来そうだ。2020/07/17

555

7
交渉とは、双方の問題を解決することで【お互いの満足度を高める】意思疎通。良い交渉を行うには、相手の真意を探ると共に【自分の主張を理解】してもらう必要がある。▼主張を理解してもらうには、説明が論理的であることが求められる。論理的とは、①明確な主張がある②主張の論拠がある③論拠が主張を支えている、こと★交渉においては【単一争点交渉を避け、複数争点】として双方の満足度を高める合意を【模索し続ける】ことが大切。だが、限られた時間で結果を出すには、万人が納得する主張と論拠のつながりを追求し続けるのは効率的ではない。2020/11/21

わえ

7
Kindle Unlimitedから。交渉するときの考え方・姿勢や交渉の具体的な技術について書かれている。「ねばならぬ思考」を避ける、ということについて復習することができた。交渉ではWin-Winを目指す姿勢が必要だと思いながら読んだが、どうしようもないこともあるかもしれない。そのことに気が付かせてくれた本。たとえ交渉に失敗したとしても、試行錯誤して次回につなげていく気持ちが必要だと思っている。2018/12/24

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