内容説明
「ロジカルって言うけど、論理的思考力をつけていったい何をするの?」―ロジカルであることが何かを理解したとしても、そのままでは宝の持ち腐れである。それを実際のビジネスの場面で活かすことができなければ意味がないのだ。本書の目的は、「論理的思考力」を身につけたうえで、それを「交渉」において活かすことである。ビジネスにおいても、日常生活においても、コミュニケーションの一形態である交渉を避けて通ることはできない。現代人に必須のスキルである。交渉に欠かせない明瞭表現、バトナ、タフネス、質疑応答、譲歩の仕方、ニーズ分析、悪徳交渉戦術の対処法などにも言及。
目次
第1章 交渉とは何か
第2章 論理的思考を身につける
第3章 明瞭表現の三つの変数
第4章 交渉力の源泉
第5章 交渉相手のニーズを分析する
第6章 動揺せずに平常心を保つ
第7章 悪徳交渉戦術に対処する
第8章 交渉における目標・譲歩・投資
第9章 交渉における質問と回答の方法
第10章 ロジスティックスで差をつける
著者等紹介
高杉尚孝[タカスギヒサタカ]
1956年神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、ペンシルバニア大学ウォートン・スクール経営大学院にて経営学修士を取得。カリフォルニア州ヒプノーシス・モチベーション学院心理療法課程修了。ニューヨーク証券取引所認定スーパーバイザー・アナリスト。モービル石油、マッキンゼー、JPモルガンを経て、バーソン・マーステラ社にてマネージング・ディレクターとして活躍。現在、コンサルティング会社高杉尚孝事務所代表。「メンタル・タフネス(精神的免疫力)強化技術」のパイオニアとしても活躍中
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感想・レビュー
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