内容説明
時代を創り、時代を変え、時代を陰から支えた剣豪たち。時代小説や時代劇は言うに及ばず、コミックやゲームの題材としても取り上げられ、老若男女を問わず、その存在と生き様に惹かれてやまない。本書は、その剣豪とともに必ず語られる「剣術流派」と「刀」に注目してみた。剣術とは刀を扱うための“スキル”であり、刀は剣豪にとっての“ツール”である。どちらが欠けても剣豪は剣豪たり得ないのである。二天一流、新当流、示現流、巌流、一刀流、柳生新陰流、北辰一刀流、天然理心流…剣豪の流派五〇と、正宗、村正、孫六、虎徹、童子切安綱…名刀の刀鍛冶五〇を豊富なエピソードで紹介。
目次
第１部 流派編（剣術；居合；様剣術）
第２部 名刀編（古刀；新刀；新々刀）
著者等紹介
牧秀彦［マキヒデヒコ］
１９６９年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科（日本経済史専攻）卒業後、（株）東芝に入社。その後、転職情報誌「Ｂ‐ｉｎｇ」（リクルート）の記者を経て、小説・コラム等の執筆活動を開始
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感想・レビュー
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紫暗
2
著者が時代小説作家ということで少々気になりましたが、この分野の入門書としてはかなり優秀だと思います。ところどころ入ってくる読書案内が個人的には鬱陶しかったですが、これも、案内してほしい人には有効なはず。読書案内は巻末辺りにまとめてもらえると読みやすかったです。とりあえず剣豪小説を読むにあたってこれ一冊読んでおけば予備知識はＯＫという一冊でした。2014/02/18
ソノダケン
1
ひとことで言えば、剣術と刀についての新書サイズの事典。「タイ捨流」がなぜカタカナ書きなのかとか、臑への打ち込みを認める柳剛流とそれへの対策とか、おもしろい話題を拾い読みした。2015/01/25
さけフレーク
1
正直多くて、終盤はよく覚えていない。2014/09/24
meicedar
0
夢想神伝流は比較的新しい流派なんだと知れただけでも面白い本だった。 示現流とか一回習ってみたい！
saladin
0
本作も時代劇を書くということで。基本的な知識を得るには最適だろう。ここから気になったものを深く探っていけばよいのでは。
