光文社新書<br> “全身漫画”家

光文社新書
“全身漫画”家

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334031374
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0270

内容説明

『東京大学物語』『BE FREE!』『まじかる・タルるートくん』『GOLDEN BOY』『DEAD MAN』『日露戦争物語』『源氏物語』…など、数々の話題作、問題作を生み出してきた漫画家・江川達也。次から次へと趣向の違う作品を生み出す、彼の創造の源泉はどこにあるのか、また週刊誌二誌、隔週誌一誌の月産三〇〇枚をこなす日々とはどんなものなのか―本書は、超人気漫画家の知られざる創造の現場について、本人自らが語り下ろした画期的な書である。

目次

1章 漫画家を志すまで
2章 源点としての漫画体験
3章 本宮プロ時代
4章 デビュー作『BE FREE!』
5章 「ジャンプ」連載で得たもの―『まじかる・タルるートくん』
6章 読者を「裏切り」つづけた作品―『東京大学物語』
7章 はじめての「打ち切り」体験―『GOLDEN BOY』
8章 戦争とセックスと―『日露戦争物語』『源氏物語』

著者等紹介

江川達也[エガワタツヤ]
1961年愛知県生まれ。愛知教育大学卒業後、中学校の数学教師になるが半年で辞め、本宮ひろ志の弟子に。’84年、講談社の「コミックモーニング」に『BE FREE!』を連載しデビューを果たす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

15
江川氏自身の著作だと思って買ったのだが・・・2012/11/28

古本虫がさまよう

2
漫画家になる前に公立中学校の数学の教師になったもののすぐに辞めて漫画家を志し上京。本宮ひろ志のアシスタントとしてスタート。それ以前のジャンプのマンガ愛読体験記やらプロ漫画家になっての軌跡などが語られている本だった。 1961年生まれというから、ほぼ同世代。僕も「ジャパッシュ」同様感銘を受けた(?)「ワースト(マン)」を幻の傑作と評しているのには同感。 後半の自作解説に関しては、そもそも読んでないので、ちょっと個人的にはついていけなかったが‥‥。 2020/09/25

おらひらお

2
2002年初版。漫画家江川達也の生い立ちからこれまでを、話を聞いたジャーナリストの鈴木さんが江川達也になり代わって書いたものです。読んでいると江川達也が書いているような気になりますが・・・。なかなか漫画家の文章を読む機会はないので面白く読むことができました。2013/02/20

Paddle With Me

1
江川達也先生が「書いた」わけではなくて、インタビューした内容をジャーナリストが1人称で書かれた文章に仕立てていて、これはきちんと冒頭でそういう説明がされている。これはこれで正解だと思っていて、文字だけで構成される本は江川先生不向きのような。14年前の本なので、今と例えばネットの環境とか全然違っていて、多分FBなかったし、YouTubeもない頃なので、自分で自分の好きなように表現する場所が簡単に作れなかった時代に「本当はこうだ」的話が多い印象だけど、今言っていることが昔からブレてないのがこれを読むと分かる。2016/05/26

とんび

1
DEADMANはえらく実験的な絵を作り出したなー、と思ってたらアシスタント不足が原因か、チラッとそうは思ったけど。2010/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/60770
  • ご注意事項