カッパ・ノベルス<br> 回廊亭の殺人

カッパ・ノベルス
回廊亭の殺人

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784334029326
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

一代で財を成した一ケ原高顕が死んだ。妻子を持たない高顕の莫大な遺産の相続にあたって、生前彼が残した遺言書が一族の前で公開されることになった。一族は高顕がオーナーだった、“回廊亭”と呼ばれる旅館に集められた。さらに、一族の他に、本間菊代という老婆が関係者という形で、回廊亭に招待されていた。だが、菊代の真の目的は別なところにあった。半年前に回廊亭で起きた心中事件の真相を探るためにやってきたのだった。その夜、第一の殺人が。心中事件に絡んで巻き起こる回廊亭での怪事件、何がここで起こったのか?そして、何がここで起こるのか。著者の新境地を拓いた、書下ろし長編推理小説力作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

69
せっかくわざわざ図書館の書庫に眠ってた本を出してもらって借りてきたのに、最近読んだ東野圭吾旧作幾つかの中で一番面白くなかったかも。カバー袖の著者のことばに書いてあるのとは異なる「敗北感」が味わえた。2015/02/10

とも

31
★★★半年前に回廊亭という旅館で恋人ともに殺されかけた女性。彼女がその復讐のために老婆に変装して、死んだ富豪の旅館主人の遺言公開の場に乗り込み・・・、新たな殺人に巻き込まれる。ただ、設定も古臭くテンポも悪い。東野圭吾としては並の作品か。2018/06/23

星落秋風五丈原

18
「私」は回廊邸に戻って来た。「私」の人生最良の日々を奪った人間に、復讐を果たすためである。「私」のジローを殺した人間はこの中にいる。 回廊邸には、莫大な財産を残して死んだ一ヶ原高顕の縁故者が集結していた。高顕の遺言状が公開される日を迎えたからである。「私」は、縁故者の一人である本間菊代になりすまして、一同の中に潜り込んだ。1991/08/10

きゃらぶ

9
どんなに推理しても、ことごとくハズレ。予想もつかない結末でした。面白かった。2016/03/15

mike101486

7
スローなストーリー展開で気になりつつ読了。どんでん返しあるも残念ながらちょっと無理しすぎ感あり。2019/06/10

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