内容説明
子どもたちをつれて風を見にでかけた、ライオンとうさん。いろんな姿で現れる風に出合う中、うかんだ俳句とは…?
著者等紹介
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間、旭川市旭山動物園の飼育係を務める。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞、「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で赤い鳥さし絵賞、『どうぶつゆうびん』(講談社)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『宮沢賢治「旭川。」より』(BL出版)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI
78
ライオンは風が読めると、ライオンの家族の一日の話。いろんな動物と会い、自然とともに風を感じられる絵本2023/09/13
anne@灯れ松明の火
22
遠い方の新着棚で。先日、ラジオで、子どもの本専門店メリーゴーランド店主さんが「絵がうまくなっている。アフリカへ行ってからと行く前は全然違う」というような話をしていて気になっていた。読後、購入した昔の作品を引っ張り出して比べてみた。ある意味、昔の方がうまくも見える。今は、こなれた? ともかく、飼育員だった経験から、他の人が描く動物とはひと味違うように思う。ライオン父さんの俳句がおちゃめでかわいい。風、見えるんだね~。2018/10/24
mntmt
19
カッコいいお父さんだな。2018/09/28
ヒラP@ehon.gohon
18
ライオンのお父さんと子どもたちの散歩風景です。 野生というよりも、極めて人間的な散歩と、極めて人間的なお父さんのスキンシップと、あまり強くない父親の威厳を感じました。 脈絡のなさと、ストーリー性のなさにがっかりしましたが、日頃の散歩ってそんなにドラマチックではないですから、この絵本はアリだと思います。2019/09/06
遠い日
14
「ライオン」シリーズ4。今度は、風を見る。とうさんの落ち着きと正しいことばづかいが大好き。広大なサバンナを吹き渡る風は、きっと、輝くような風だったでしょう。2018/10/12