内容説明
とけいやさんでしょ、あと、ほんやさんにおちゃやさん…。おばあちゃんとでかけると、しょうてんがいは、ふしぎなことだらけ。
著者等紹介
内田麟太郎［ウチダリンタロウ］
１９４１年、福岡県生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』（童心社）で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』（文溪堂）で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』（童心社）で日本絵本賞を受賞
村田エミコ［ムラタエミコ］
１９６９年、東京都生まれ。１９９３年より木版画制作を始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
110
これはお勧め。ほのぼのとした気持ちになれる傑作絵本です。ノスタルジックで温かみのある版画が良い味を出しています。おばあちゃんと一緒に出掛けると、見慣れたお店が不思議な空間に変わります。例えば、本屋におばあちゃんの幼馴染の子供がいたりします。子供にとって、おばあちゃんはタイムマシーンのような存在なのだ、と気づきました。ここに描かれている商店街は内田さんの地元に実際にあるそうで、内田さんの故郷を思う気持ちが伝わってきます。2016/07/06
tokotoko
56
秋はお散歩が楽しい季節です。お散歩コースに「商店街」は入っていませんか？私同様、近くに商店街がない方は、この「あけぼの商店街」に行ってみませんか？ものすごく懐かしい風情の通りです。あっ！そうだ！1つだけ約束です。行かれるときは必ず、おばあちゃん（ひろこちゃん）と一緒に行ってください。そのわけは・・・ヒ・ミ・ツ！2015/09/14
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
40
村田さんの版画に惹かれて借りました。味わいがあっていい。最近は商店街はシャッターが多くなってきたけれど、このあけぼの商店街は活気にあふれている。でもおばあちゃんと一緒に出掛けると不思議な事が起こる。版画の絵を隅々まで眺めているだけでも楽しいです。2017/07/05
anne＠灯れ松明の火
37
個展でお会いしたので、村田さん、ゆっくりと追っかけ中♪ これは再読。私は団地育ちなので、あまり商店街を利用していないし、最近ではシャッター街になりつつあるが、こういう本を読むと、やっぱりいいなあと思う。そして、おばあちゃんと行くことで、ふしぎなふしぎな体験ができてしまうのだから、なおさらだ。内田さんの楽しいおはなしに、村田さんの木版画の温かさがぴったり。今回は色がついて、楽しさアップ！2019/10/07
＞＜
33
初版2014年。版画の絵本。活気のある商店街。おばあちゃんと一緒に歩くと、いつもとは違う発見がある。小さいころ、おばあちゃんと一緒に買い物に行ったときのことを思い出しました。2016/08/02
