日本の霊性―越後・佐渡を歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784333020928
  • NDC分類 291.41
  • Cコード C0095

出版社内容情報

縄文以来、日本人の心に息づいている「日本的霊性」。その正体を越後・佐渡の地に求め訪ね歩いた著者の思索の軌跡がここに。「梅原日本学」の最新成果と新たな展開を読者に提示する注目の論考。

内容説明

日本の霊性とは何か―。梅原猛、日本人の心の基層にある深い宗教性を越後・佐渡の地で探る。「梅原日本学」の最新成果がここに。

目次

霊性の国―越後・佐渡へ
奴奈川姫とヒスイ文化
縄文人が残した寺地遺跡
戦国武将・謙信の霊性
独自の教説を創出した親鸞
悲劇的な安寿・厨子王伝説
近代日本画家を代表する小林古径
独特の文化を形成した佐渡
日蓮思想を完成させた二書
孤絶を貫く良寛の生涯
白隠は臨済禅の革命者
近現代のすぐれた宗教家たち
すぐれた文学者を輩出
悲劇的な政治家と軍人
爆発する火焔土器
私と川端康成

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
哲学者。1925年、宮城県仙台市生まれ。京都大学哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長を経て、現在、同センター顧問。仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞、文化勲章などを受賞。また近年、歌舞伎作家、狂言作家としても活躍

鍔山英次[ツバヤマエイジ]
1931年生まれ。福井県出身。早稲田大学政経学部卒業。中日新聞(東京新聞)編集局写真部長、編集局フォト・アドバイザーを経て、現在はフリー。日本写真協会理事、日本舞台写真家協会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wasuregai

1
梅原先生のオレ流文章は相変わらず(笑)。でも、「越後・佐渡」という括りで古代から現代までの様々な人物(あるいは神)を取り上げることによって日本の「霊性」の源流がみえてくるのが面白い。越後・佐渡が親鸞や日蓮、あるいは創価学会や立正佼成会といった様々な宗教の源流になっているという指摘が興味深い。2010/07/11

takao

0
ふむ2018/01/28

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