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広済堂文庫
俺 勝新太郎 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331654323
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

内容説明

稀代の名優・勝新太郎が書き下ろす破天荒で強烈な人生録。幼少期からの貴重写真も多数掲載。新装版刊行に際して、解説は吉田豪(プロ書評家&プロインタビュアー)が特別寄稿。4000字を超える情報量で、さらなる勝新の魅力に迫る。

目次

第1章 世話物もどきに生まれ育って
第2章 色恋ざたは手ほどき無しで
第3章 アメリカ珍道中
第4章 映画と家族への愛情
第5章 素顔と演技の裏おもて
第6章 ああ、いい渡世だなぁー

著者等紹介

勝新太郎[カツシンタロウ]
1931年、東京都深川生まれ。兄は若山富三郎。長唄の世界から、54年に大映入社。同年、田坂勝彦監督の『花の白虎隊』で銀幕デビュー。代表作に『不知火検校』『悪名シリーズ』、『座頭市』シリーズ他多数がある。67年から勝プロダクションを主宰。71年には勝プロで制作した『顔役』で監督にも進出した。夫人は女優の中村玉緒。97年、下喉頭ガンのため死去。享年65歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

51
警察の取調室でこのライティングはフランス映画だなと思う。そんなモノローグに始まり、繰り出される数々の名言と規格外の逸話に惚れ惚れとしてしまう。まもなく没後20年。劇場版の「座頭市」は今でもハッとなるシーンの連続だ。今時の若い子は不幸だなぁ、生きている勝新を観られないなんて。2016/05/13

0607xxx

11
天才勝新が語る「俺 勝新太郎」幼少期から晩年まで自身を語り、マリファナ事件や知りたい事はあまり書かれていないが、面白い。数々の事件や逸話も含めて勝新太郎だと再確認。2016/06/01

金目

9
「勝新太郎を書いて、まとまるなんておかしいよ」←これに尽きる。正直、酔っ払いのオッサンがなんか言ってる感じで、ひたすらとっちらかってるけど、これが勝新太郎なんだろう。「長唄仕込みの独特のリズム」が妙に癖になる。敵も味方もものすごい居たんだろうなぁ。映画界入るまでのエピソードで半分使ったのは意外。幼少期の思い出で毎回オチが若山富三郎なのはどうなんだよw2017/06/27

iku

5
勝新推しの方よりお借りして読む。豪放磊落なイメージそのままの人でした。時にそんなん、無茶苦茶やんと思っていると、意外にも核心をつかれていたり、そんな身勝手なと思えば、実は勝自身の悲劇だったり。お茶目で寂しがりなこの人は、さぞ愛されてたんだろうなと思われる。こんなに厄介なのに・・・。それにしても、こんな人と暮らして、玉緒すごいです。2015/08/22

go

3
まず表紙の写真が最高。そしてタイトルも。勝新が自分の人生を振り返って語っているんだから面白くないはずがない。本当に日本の芸能界の至宝だったなー。2020/04/25

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