内容説明
「おい、オレが出されるのか!?」巨人軍を離れざるをえなかった男たちがトレードの裏側、転換した人生を語る。小林繁、駒田徳広、香田勲男、石毛博史、吉岡雄二、大森剛…球団最高の成績を残したにもかかわらず、交換要員にされたスター投手。「巨人愛」を抱きながらも結果を出せず、去っていったドラフト1位選手。彼らが持ちつづけるプライドと巨人への葛藤は、何を意味するのか…。大ブランド球団から放出された選手の心のひだを、気鋭ライターが描き出す。現代社会のエリートやビジネスマンの新たな生き方にも通じる1冊。
目次
小林繁―「“おい、オレかよ!”って思った。でも同情は、いらなかったね」
駒田徳広―「使う監督にとっての“いい駒になる”。そればかり考えていました」
香田勲男―「トレード通告が、僕に“転換期”を教えてくれたんです」
石毛博史―「トレードに納得できないものがあった。だからすごく葛藤したんです」
吉岡雄二―「調子がよくても試合に出られない。それが歯がゆかった」
大森剛―「“巨人ドラフト1位”のプライドとトレード経験を生かしたいんです」
著者等紹介
矢崎良一[ヤザキリョウイチ]
1966年生まれ、山梨県出身。スポーツ雑誌の編集者を経てフリーライターとして執筆活動を始める。「スポーツ・グラフィックナンバー」(文芸春秋)などスポーツ関連雑誌を中心に寄稿。プロ野球のみならず、高校野球、大学野球、社会人野球など、幅広い枠組みで野球を取材。巨人・高橋由伸、西武・松坂大輔など現在プロで活躍している選手にアマチュア時代から注目。細かなリサーチと“現場主義”に定評がある
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