内容説明
「ボクならヨハン・クライフ監督という選択肢を考える」「マスコミがチヤホヤするから選手が甘くなる!」サッカーを愛する二人の論客が、日本サッカー界をとりまく問題をさまざまな観点から検証。代表選手の意識、トルシエ監督の是非、日本サッカー協会の責任、プロ野球との比較、青少年育成などについて展開される、辛口の提言。ワールドカップで世界に勝つために何をするべきか、できるのか。追加対論、ビジュアルも収録し、再構成した文庫特別版『予感』。
目次
海外移籍組の真実
サッカーと野球
Jリーグは進化したか?
トルシエ擁護論
トルシエ批判
代表監督の条件
教育とマリーシアと日本人
世界で勝つために
Jリーグ百年構想への予感
シドニー・オリンピックへの予感〔ほか〕
著者等紹介
セルジオ越後[セルジオエチゴ]
1945年生まれ。ブラジル・サンパウロ出身。18歳で名門コリンチャンスとプロ契約し、活躍。72年に来日し、藤和サッカー部に参加。その後、青少年サッカーの指導・普及に努め、テレビでの解説、新聞・雑誌のコラム等でも人気
金子達仁[カネコタツヒト]
1966年生まれ。神奈川県出身。サッカー雑誌の編集部を経て、フリーに。95年からスペイン・バロセロナに2年間滞在。96年、アトランタオリンピックを題材にした作品で、ミズノ・スポーツライター賞受賞
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