内容説明
描かれた未来。空想の未来。―それはさまざまな“異形”を伴っていました。ロボット、宇宙船、サイボーグ、航時機が見せる恐竜、ミュータント、未来人類…。SFという読み物、SFという映像、SFというカルチャーが、そうした“異形”に逢わせてくれたのです。そのなかでも、とりわけ異彩を放っていたのが、宇宙から来た“異形”たちです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひょろ
2
江坂遊「火星ミミズ」まさかの落ちへとつながった。2019/10/03
ちば
0
「占い天使」で思いがけずほっこり。2017/04/06
かいん
0
BESTは五代ゆう「バルンガの日」。ダークな世界観と漂う悲哀がウルトラQの領域へと誘う。他には「破滅の惑星」も良かったが、今回はSF成分が多すぎてよく分からない作品もあり、全体としては取り敢えず及第点といったところか。7/10点。2016/04/05
オシャレ泥棒
0
「月に祈るもの」進化した恐竜の鮮烈なイメージ。「一匹の奇妙な獣」自分には難解だった。「宇宙麺」ユーモラスかつクールな絵。生命の根幹を担う食べ物に疑心暗鬼する未来を予感させる恐怖。「バルンガの日」ウルトラQのフェイバリット怪獣。「占い天使」お気楽でそこはかとなくキュートな侵略譚。「内部の異者」職場の近くが舞台でびっくり。2014/05/22
小林ミノリ
0
異形コレクションシリーズ中でも異色の宇宙生物ゾーン、宇宙より来る怪異の短編集、外宇宙からも飛来する、この世に異形の種は尽きまじ。