内容説明
かつてフォーク・ニューミュージックの時代があった。反体制の英雄・岡林信康の時代、若者を熱狂させた吉田拓郎、かぐや姫の時代、「ニューミュージック」という言葉を生んだユーミン・陽水の時代。さらには、さだまさし、アリス、松山千春、小田和正…そして今絶大な存在感を見せる中島みゆき。ユーミンや陽水のデビューに立会い、「彼らとともに生きてきた」と語る富澤一誠氏が「あの時代」を「あの熱気」満載で綴る。
目次
第1章 “新感覚派”ユーミンの謎
第2章 「反体制の英雄」岡林信康の挫折
第3章 「若者の英雄」吉田拓郎のタブー破り
第4章 「甘くせつない」井上陽水の罠
第5章 かぐや姫が見せた優しさ
第6章 さだまさしが歌う無常
第7章 アリス、それぞれの闘志
第8章 松山千春が見せた「田舎者」の意地
第9章 「お坊っちゃん」だった小田和正の気迫
第10章 「影」と言われた中島みゆきの真実
著者等紹介
富澤一誠[トミサワイッセイ]
1951年、長野県須坂市生まれ。70年東京大学文化3類に入学するも中退し、音楽誌への投稿をきっかけに音楽評論に専念。以後、その活動は44年に及ぶ。その間、荒井由実、井上陽水をはじめ、のちに時代のカリスマとなるアーティストたちのデビューにも数多く関わる。レコード大賞審査員、服部良一音楽賞審査員、ジャパン・オープン選考委員を歴任し、現在レコード大賞常任実行委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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