絵でみる江戸の食ごよみ

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絵でみる江戸の食ごよみ

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  • サイズ B40判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331518038
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0521

内容説明

旬にこだわり、魚や野菜など素材の持ち味を生かすことが江戸っ子流の食文化!

目次

春(くさ餅;青物(野菜) ほか)
夏(うどん;アユ(鮎) ほか)
秋(きぬかつぎ;サンマ(秋刀魚) ほか)
冬(おでん;山鯨 ほか)

著者等紹介

永山久夫[ナガヤマヒサオ]
1932年、福島県生まれ、食文化史研究家。食文化研究所、綜合長寿食研究所所長。西武文理大学客員教授(和食文化史)。古代から明治時代までの食事復元の第一人者。長寿の食生活を長年にわたって調査研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

25
食べ物の説明も良かったが、嬉しそうに食べている挿絵が幸せな気分にさせてくれた。2018/08/29

狭山山広

5
さっと読み。生卵 醤油の雲に黄身の月だかいう句が素敵。タコを居酒屋の軒先に吊るしててどんどん削られてくという描写は時代劇なんかでさりげなく背景にあれば面白そう。2016/11/03

neconeconeco

3
最近好きになった時代小説で、その中でも最も興味のある“食”についての本。雑学本は短文かつ多項目なので、頭のスイッチの切り替えが頻繁で、同じページ数でも小説を読むより時間が掛かる。けれども食べ物の話故か、意外にサクサク進む。紹介されているほとんどの食材と料理は、驚くべきことに現在でも日常的に食されている。それに、江戸の人々は語呂合わせで多くの食べ物に縁起を担いでいた。食材の保存方法が限られる中、“季節や旬の物を食し、年中行事を重んじる”という、自ずと理に適った生き様が粋だな~。“玉子のふわふわ”が気になる。2016/01/17

6だ

3
守貞漫稿や料理物語を底本に川柳なども引きつつ、当時の食材・料理を季節ごとに紹介。冒頭から八百八町は実数的表現じゃないだろとか最後でも白米ときらずは掲載するなら季節問わずという形にすべきじゃないかとか思う処は色々あるけど、筆者自身が料理法を幾つか実際に試していたり、参考文献もきちんと紹介してるのでそこから辿りたくなる等の読後への楽しみも含めて、古典落語好きや時代劇・時代小説好きな人なら読んで損はない感じ。一応私は定価分は楽しめました。2014/04/01

ねこ丸

2
読んでいるとお腹が減ってきてたまらん一冊。いま自分の中で江戸ブームが来ているのでとても楽しく読めました。食べ物の名前の由来がわかったり、当時の川柳から江戸の人々の生活が垣間見えます。そして作者の方、絵がとってもお上手。味のある絵を見てるだけでも楽しい。江戸っ子は素材グルメでお寿司はファストフード、甘酒は栄養ドリンクかぁ。江戸時代に飛んで四季の江戸グルメを食したい!…作者の方はウナギ好きなのかな?2015/04/04

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