東京異端者日記

東京異端者日記

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331058275
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

死体愛好家、クィア、半陰陽者、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル…異端作家の毎日は、チープでゴージャスでキュートな出来事であふれている。

目次

7月 「女性のアソコ」に首をかしげる
8月 SFとSMがせめぎあう夏の日々
9月 レズビアン・バーに生霊現わる?
10月 死体愛好者たちとの甘い日々
11月 白薔薇おめこ探検隊、結成
12月 煩悩爆裂、クリスマス・イヴ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしだ まさし

1
 森奈津子『東京異端者日記』廣済堂を読了。  森奈津子はあの大傑作『西城秀樹のおかげです』を読んで以来追いかけている作家なのだけれど、いま読書記録を調べてみると『西城秀樹のおかげです』を読んだのは2002年6月となっている。もうそんなに前のことだったのか。そして、『西城秀樹のおかげです』以前にも『冒険はセーラー服をぬいでから』『白百合館の変な人たち』を読んでいるということも判明。なぜ読んでいたのか、まるで思い出せない。  本書はその森奈津子がホームページで連載していた日記をまとめたもので、森奈津子の幅広く2014/03/08

白い駄洒落王

1
この頃の森奈津子は面白かったな。2012/09/16

サリュ

0
本書は現実と幻想テーマに書かれている。(「善良かつ平凡な市民の方々」の世界が「現実」、セクシュアル・マイノリティたちの裏世界が「幻想」) どこか妖しく、耽美な(?)幻想の世界を覗けるのが本書です…そして森津奈津子さん独特の感性には笑わせられると思います。2013/09/14

彩也

0
もと少女小説家、現ホラーSF作家・森奈津子の、「あやしい出来事、あやしい人々との交流」を綴った、耽美を志つつお笑いで、ときどき色々考えさせられたりする日記。セクシャルマイノリティについての話題が多く、著者は自分も含めた彼ら彼女らの世界を「幻想」と述べている。その世界は、「善良かつ平凡な市民の方々」にとって「幻想」、つまり彼らの「現実」には含まれない、と言う。そして、「幻想」を「現実」として見せるのがこの日記だ、と。出版は既に十年以上前。今も「幻想」と「現実」の区分はあるだろうか。あるな。2012/04/07

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