散歩の達人ブックス
東京古本とコーヒー巡り

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784330754031
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0226

内容説明

昭和20年代のビジュアルブック、海外の古書、戦前のチラシやデパートの図録…新刊書店とは違う個性あり、主人あり、昔の本の魅力を擁する東京の古書店。本を眺めてひと息つける、喫茶店も併録。本を読み、日々暮らす、東京読書生活のすすめ。

目次

神保町の扉(古書店案内;本の街・神保町の歩き方・書肆アクセス;楽しくてためになる本の街の喫茶店 ほか)
山手下町の扉(首都圏古本クタクタ日記;挟みパン全解剖;古書店案内 ほか)
中央線の扉(中央線沿線喫茶店紀行;古書店案内;夜と古本のある時間 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

176
この喫茶店はいつからあるのだろう。珈琲の香りに立ち止まる。本日のケーキは何だろう。積み重なった本に囲まれ、時間が過ぎることも忘れ、視線を物語に落とす。なぜ人は読むのだろう。ふと本を閉じて考える。楽しみたいからだろうか。新しい世界を見たいからだろう。共感を探しているのだろうか。事実を多角的に捉えたいからだろう。20年前に出版された本書には、いくつか街の本屋さんが紹介されている。江東区南砂にある文庫本のたなべ書店に惹かれている。今も続いているみたいだ。是非行ってみよう。本に触れていたい。今日も明日も明後日も。2023/10/31

ばう

52
私はこの本に紹介されているような魅力的な古本屋さんには滅多に行きません。そもそも古書店って行き慣れていない人間には少々ハードルが高い気がして。でも本当はとても興味があるので、こういう本は読んでるだけで行った気になれて有難い。本書は古書店、喫茶店の紹介の他、古書に纏わるコラムや自分にとって最適な古書指南書を探したりと、どのページも趣向が凝らしてあって飽きません。「古書店街の地図がついていたらいいのに」と思っていたらちゃんと巻末にあって嬉しかった。でも私が行くのはせいぜい神保町くらいなんですが。2020/08/09

多田幾多

34
「随分前に、先生から貰った本。今思えば、本当に素晴らしい贈り物だ。」……静寂と知識が詰まった街と言えば、神保町であろう。そして、豆と美味しい香りがするのも、この街だろう。神保町。俺の聖地で、俺たちの楽園。普段は気にならない本屋も、ちょっと入ってみたら意外な世界観があったりするものだ。ここに載っている本屋もそうだが、ここには載ってはいないが、しかし素晴らしい本屋を見つけるのも良い。そして、ここに載っている喫茶店で美味いコーヒーを飲みながら読むのも良い。2013/08/26

ぶんこ

30
マニアの世界に入りこんでしまったようです。 古書店でお気に入りの本を買って、近くの静かな喫茶店で楽しむ。 若い頃は神保町界隈をウロウロしては、路地の暗い喫茶店で休憩してましたので、懐かしい気分に浸れました。2014/05/27

ともとも

24
表紙を見ているとレトロな雰囲気を醸し出しながらも、 それぞれの古本屋、喫茶店、街の顔、持ち味、個性があって すごく楽しい感じにさせられてしまいます。 まるで、古本屋、喫茶店にいるかのような、或いはその街散歩に出たかのような、 古本屋、喫茶店、散歩に行きたくなってしまったかのような 気にさせれながらも、古本屋、喫茶店、街の魅力が十二分につまった 1冊で良かったです。 今度、久しぶりにカメラをもって、遊びに行ってみようと思ってしまいました。 2015/06/09

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