定刻発車―日本社会に刷り込まれた鉄道のリズム

定刻発車―日本社会に刷り込まれた鉄道のリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784330683010
  • NDC分類 686.7
  • Cコード C0065

内容説明

鉄道員も、乗客も、マスコミも誰もが当たり前と思う定刻発車。しかし世界では10分や15分の遅れは、遅れのうちに入らない鉄道がほとんどだ。盲点となっていた、定時運転の謎を掘り起こしてゆくと…。鉄道関係者も驚く意外な事実。

目次

1 環境(正確さの起源;定時運転の誕生と進化;鉄道が正確でなければ成り立たない都市)
2 仕組み(驚異の運転技術;攪乱要因との闘い;巨大システムのマジック;列車群の生態;よいダイヤは遅れない:「ダイヤの回復力」を設計する;システムの運転台)
3 正確さを超えて(日本の鉄道はこれからも正確か?;成熟社会の夢)

著者等紹介

三戸祐子[ミトユウコ]
1956年東京生まれ。1979年慶応義塾大学経済学部卒。数理経済学を学ぶ。1980年、時間の問題を軸に政府と市場の関係を論じた「大きい政府か小さい政府か」で日本経済新聞社『選択の自由』出版記念論文優秀賞。1983年より経済ライターとして、経済誌を中心に各種レポートを行う。鉄道との出会いは1988年から交通新聞社『JRガゼット』誌でレポートを書きはじめたこと。同誌では「『活性化』と『多角化』」「環境対策の新局面」「ディスクロージャーではじまる人と企業の新たな関係」「変わる構内営業」など。科学技術から文化まで、社会経済システム全体を左右する問題に関心を持っている
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