出版社内容情報
無血革命として知られる名誉革命は一大“軍事”プロジェクトでもあった。
名誉革命の軍事的、政治的プロセスの全貌
無血革命として知られる名誉革命は一大軍事プロジェクトでもあった。イングランドの貴顕から来寇を要請されたオレンジ公ウイリアムの軍事遠征は、実行すればルイ14世のオランダ侵略を招きかねない危険な賭けだった。立憲君主制、内閣制度、金融システムといった面で近代イギリスの原点となった名誉革命の政治・軍事的な過程を、国内の議会政治、国際的な大同盟戦争という２つの視点を盛り込んで克明に描き出す。
著者紹介／著者による他の著作等
友清理士（ともきよ さとし） 主な著書は、『アメリカ独立戦争（上・下）』（学習研究社）、『南北戦争―49の作戦図で読む詳細戦記』（訳、学習研究社）、『英語のニーモニック』（研究社）、『理化学英語の冠詞の用法』（研究社）など。
第１部 ウイリアム３世対ジェームズ２世
モンマスの乱／専制／名誉革命／権利宣言／スコットランドの革命／アメリカにおける名誉革命／アイルランド戦役
第２部 ルイ14世との対決
大同盟戦争・前半戦／議会政治／大同盟戦争・終盤／エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬき
1
ウィリアムは小さな巨人です2010/07/06
Beograd
0
地続きであるので同著者のスペイン戦争マールバラ公戦記は後で読む方が良いと思う。私は先に読んだ。2017/02/23
可兒
0
オレンジ公を中心に描いている。将来のイギリス王は苦労したらしい2008/09/25
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- 和書
- 毒をもって僕らは
