出版社内容情報
「猫」 を主人公にした世界の傑作絵本を60数点紹介。猫好き、絵本好きには是非おすすめしたい1冊。著者の創作童話 「ねこが今夜もねむる」 も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
52
片岡義男氏が英語（一部仏語や独語あり）で書かれた猫の絵本について書いたエッセイ集。きれいだったり、可愛い猫の本の写真を多く収録。その写真を眺めているだけでも、私のような猫好きは幸せな気持ちになれる。片岡氏の翻訳調の理屈っぽい文章が、猫の絵本という柔らかなテーマと微妙にずれているところが面白い。この本の唯一の欠点は、この本に紹介している素晴らしい猫の絵本がすごく欲しくなってしまうところだ。（笑）2013/09/28
hibimoriSitaro
3
再読。1997年２月初版。完全にタイトル買いの見ず買いだった。片岡義男が外国の猫オンリーの絵本を次つぎと紹介する。絵本そのものを撮った写真と感想文が２頁/冊ほどついており，ひとつふたつ読めば満足しちゃってなかなか進まない。巻末に片岡の手になる猫童話が載っている。片岡さんの文章は久しぶりだけどやっぱいいなあと思う。本を汚さないように折らないように，長丁場読むのにたいへん気を遣った。2021/03/29
