出版社内容情報
20世紀最高の美術批評家の一人、グリーンバーグの主論文、エッセイを収めた待望の書!50年代後半以後の美術は彼の批評を巡って展開する。
出世作「アヴァンギャルドとキッチュ」など文化理論から出発し、その後美術に絞ってポロックらと共に抽象表現主義をつくり上げた。具体的な個展/作品の批評を通して自己の立場を形成し、的確な判断から優れた作家を発見する。また、マネ以降の美術のモダニズムを歴史的な洞察を背景に理論化した。
関連書:神林恒道編 『現代芸術のトポロジー』、ガダマー他 『芸術の終焉・芸術の未来』(勁草書房刊)
第1部 文化
1 アヴァンギャルドとキッチュ
2 さらに新たなるラオコオンに向かって
3 モダニズムの起源
第2部 美術
1 モダニズムの絵画
2 イーゼル画の危機
3 コラージュ
4 新しい彫刻
5 「アメリカ型」絵画
6 抽象表現主義以後
7 ポスト・絵画的抽象
8 「フォーマリズム」の必要性
第3部 芸術家
1 フィラデルフィアにおけるマネ展
2 セザンヌ
3 75歳のピカソ
4 マティスの影響
編訳者あとがき
参考文献一覧
初出/訳出一覧
著訳者紹介
内容説明
マネによる自己批評性/ミディアムの刷新にはじまる、二次元性/色彩/空間の追求などを歴史的に位置づけ、マティス、ピカソ、そしてポロック等へ至る軌跡を示す。
目次
第1部 文化(アヴァンギャルドとキッチュ;さらに新たなるラオコオンに向かって;モダニズムの起源)
第2部 美術(モダニズムの絵画;イーゼル画の危機;コラージュ ほか)
第3部 芸術家(フィラデルフィアにおけるマネ展;セザンヌ;七十五歳のピカソ;マティスの影響)
著者等紹介
グリーンバーグ,クレメント[グリーンバーグ,クレメント][Greenberg,Clement]
1909年、リトアニア系ポーランド・ユダヤ人の子としてニューヨークに生まれる。1924年、アート・ステューデンツ・リーグに学ぶ。1930年、シラキュース大学を卒業。1939年より『パーティザン・リヴュー』を始めとする雑誌によって社会、文学、美術に関する批評を執筆。1942年、『ザ・ネイション』誌の美術欄を担当、以後美術批評に集中する。ポロックたちとともに歩み抽象表現主義、カラー・フィールド・ペインティングの形成に与りアメリカ現代美術の基盤を築いた。カフカ、ツェランなどの翻訳があり、1994年、ニューヨークで没
藤枝晃雄[フジエダテルオ]
京都大学大学院修士課程修了、武蔵野美術大学造形学部教授
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感想・レビュー
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