出版社内容情報
劇場とは「劇の場」か「劇なる場」か。オペラの創立,インド・日本の宗教儀式,歌舞伎の後幕,アメリカ20年代のムービー・パレスetcテアトロン(見る場)と音楽をめぐって。
【目次】
序
第1部 テアトロンの美学
1 演劇の空間体験―もう一つの演劇の本質
2 劇場は世界か―マッテゾンの音楽劇場論
3 新しい劇場音楽
4 声と成仏―紫燈護摩における声の機能
第2部 テアトロンの内と外
1 歌舞伎の劇場―後ろ幕を中心に
2 インドでの劇場
3 パリ・オペラ座と(さくら)
4 1920年代・アメリカの夢と現実―ムービーパレスの劇場オルガン
第3部 テアトロンの音楽史
1 テキストから見たオペラ自立への道
2 メタスタージョの『アッティーリオ・レゴロ』書簡をめぐって
3 叙情的劇形式―シューベルトの『ラザロ』における音程モティーフの手法を
めぐって
あとがき
内容説明
劇場とは「劇の場」か「劇なる場」か。オペラの創立と隆盛、インド・日本の宗教儀式、歌舞伎の後幕、アメリカ20年代のムービー・パレスetc。シアター=テアトロンと音楽をめぐる種々相。
目次
第1部 テアトロンの美学
第2部 テアトロンの内と外
第3部 テアトロンの音楽史