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芸術学ハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 283,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784326800230
  • NDC分類 703.6
  • Cコード C3070

出版社内容情報

「美術史の歴史と方法」「美術のジャンルと技法」「美術と社会」の3部構成の概説書。「美術とは何か」をはじめ,作品内容,デザイン史,メディア論に及び,包括的で便利。

内容説明

芸術学の概念は最も広い意味では、芸術一般の理論的研究、そしてまた美術史学、文芸学、音楽学、演劇学、映像学等の諸特殊芸術の研究を包括するが、本来は美術学、つまり造形芸術についての理論的、歴史的研究を意味していた。もともと諸特殊芸術学も、その研究の方法論をこの美術学に負うているところが少なくない。さてこの本は、造形芸術の理論的研究、とくに西洋美術史の研究を志す人たちのために編まれた手引書である。

目次

第1部 美術史の歴史と方法(美術とは何か;美学と芸術学;様式史としての美術史;精神史としての美術史;イコノロジー;美術史研究の現在;リヴィジョニズム―近代美術史の新潮流;時代区分について;古典主義とロマン主義;美術の近代;現代美術の状況)
第2部 美術のジャンルと技法(歴史画;肖像画;風景画;静物画;風俗画;カリカチュア;モザイク;壁面;タブロー;素描;版画;彫刻)
第3部 美術と社会(美術と批評;作品の鑑定;アート・マーケット;美術館・画廊・展覧会;美術教育;近代デザインの展開;マスメディアと美術)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koke

9
「美術史の歴史と方法」のみ再読。様式史としての美術史(ヴェルフリン)は様式=視覚形式とする点に無理がある。精神史としての美術史(ドヴォルジャーク)は美術の自律性を軽視している。イコノロジー(パノフスキー)は図像の解釈に留まり近現代には適用できない。たぶん、様々な方法論の長所と短所を理解した上で、適切に使い分けるしかないのだろう。2023/02/20

OKKO (o▽n)v  終活中

2
西洋の芸術学と美術史のはじめの一歩に最適。この一冊で見取り図を確認し、各々の道に入っていくことができる。なぜに表紙がデューラーの自画像なのか、読み終わる頃にはちょっとわかるようになってます。2012/08/30

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