エニグマ―アラン・チューリング伝〈下〉

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エニグマ―アラン・チューリング伝〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 520,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326750542
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0040

出版社内容情報

チューリングのエニグマ攻略が大戦を終わらせ、世界が冷戦へと向かう頃、コンピュータ開発競争が熱を帯びた。彼の頭脳もその一角を占める。はたして勝利は誰の手に? さらに彼は動植物の形態研究にも踏み出していく。だが新しい活躍の一方、人生は時代に翻弄される。これは悲劇なのか? 非業の最期まで、著者ホッジスはチューリングの時間に寄り添い続ける。

内容説明

あらゆるチューリング評伝のルーツとなった決定版伝記!「イミテーション・ゲーム」原作。アカデミー賞脚色賞受賞!

目次

2 物理的なるもの(助走;水銀の遅延;グリーンウッドの木;渚にて)

著者等紹介

ホッジス,アンドルー[ホッジス,アンドルー] [Hodges,Andrew]
1949年、ロンドンで生まれる。ケンブリッジ大学卒業後、本書を執筆。ロジャー・ペンローズの共同研究者としてツイスター理論の発展に寄与した数理物理学者であるとともに、1970年代からのゲイ解放運動の活動家。現在は、オックスフォード大学ウォドム(Wadham)カレッジのフェローであり、数学研究所(Mathematical Institute)教授

土屋俊[ツチヤシュン]
1952年、東京で生まれる。東京大学卒業。大学評価・学位授与機構教授

土屋希和子[ツチヤキワコ]
1952年、山形で生まれる。津田塾大学卒業。翻訳家

村上祐子[ムラカミユウコ]
1968年、東京で生まれる。東京大学卒業。東北大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

28
本書に度々登場するチューリングが感動したというオーウェル『一九八四年』、若い同性愛者のアーノルドと出逢った事がきっかけで、道徳的堕落という犯罪記録が残され「治療」を受ける事になる。エニグマの解読という偉業を成し遂げたものの、時代背景が彼を歴史の記憶の底に沈めたという印象を持った。その死は暗示的な自殺とされているが「治療」がきっかけで表面化した母親への感情、自らのアイデンティティを抹殺されたかのような出来事...チューリング自身の言動は奇怪で明らかに常識を逸脱している感はあるものの、時代が違ったらという→続2020/03/23

はまななゆみ

15
とても読み応えがある伝記でした。AI、コンピューターと脳の優劣等が真剣に議論されるようになった現在、その可能性を数十年前にインターネットもなかった時代に提唱していたチューリング。タブーだった同性愛、それも関連?して自殺したチューリング。天才がゆえの宿命みたいなものがあったんでしょうか。2016/02/05

GASHOW

9
アランチューリングがアインシュタインやグラハムベルよりも知名度が低いのは、性的マイノリティーだったからのようだ。人類に功績を与えていてもキリスト教文化でのマイノリティは罪だったようだ。歴史は知識の積み重ねというが、ごく稀に現れる天才によって作られている。彼の人生は物悲しい。2018/01/22

Mits

1
表題にある通りのエニグマの解読、チューリングマシンという言葉、チューリングテストという言葉。このあたりはまぁ、知っていたとしても、自己組織化の理論的な基礎ってのは、ホント知らなかったなぁ… 死の真相は、謎のままですね。わからないのだからしょうがない。2016/02/14

アーク

0
上巻に引き続いて分厚い本書、伝記というよりは学術書のようだ。アラン・チューリングの辿った軌跡を、感情を排して緻密に描き出してみせる。小説のような場面描写がないのでストーリーにはそれほどのめり込めず、人間ドラマとしては映画「イミテーション・ゲーム」の方が面白い。それにしても生まれ持った性癖指向で偉大な才能が失われてしまうなんて、実に恐ろしい世界がほんの数十年前にあったなんて戦慄を覚えるな。2015/10/04

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