フリーターとニート

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フリーターとニート

  • 小杉 礼子【編】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 勁草書房(2005/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326653041
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

フリーターとニートの実態を示し、若者への就業支援のあり方を考える。なぜ就業できないのか、なぜニート状態なのか、背景と原因を探る。

フリーターとニートが急増し、現在217万人にのぼると推計されている。学生でも主婦でも正社員でもない若い人で、アルバイトやパートで働いていればフリーター、働いていなければニートと呼ばれる。本書は就業への移行が困難な若者へのインタビュー調査から、フリーターやニートに至ったプロセスと背景を分析する。家庭、学校との関係、友達関係にもふみこんだ実態を明らかにする。

関連書:小杉礼子『フリーターという生き方』(小社刊)


序章 若年無業・失業・フリーターの増加……小杉 礼子
1 学校から職業生活への移行の変化
2 イギリスのニート(NEET)
3 日本型ニート
4 調査の設計

第一章 「スムーズな移行」の失敗……小杉 礼子
1 はじめに
2 学校斡旋・新卒採用プロセスからの逸脱
3 学校卒業時の斡旋不成立
4 早期離職
5 離学後・離職後の状況と意識
6 移行過程での多様な障壁

第二章 支援機関としての学校……堀 有喜衣
1 はじめに
2 高校卒業者・高校中退者にとっての学校
3 高等教育進学者にとっての学校
4 支援機関としての課題

第三章 家庭環境から見る……宮本 みち子
1 なぜ家庭を問題にするのか
2 中・高卒放任家庭の実態(類型Ⅰ)
3 高卒就職難に翻弄される家庭の実態(類型Ⅱ)
4 期待はずれに直面する教育志向家庭(類型Ⅲ)
5 複雑な事情をかかえる家庭(類型Ⅳ)
6 親のとまどい・圧力・助言
7 家族状況をふまえて何が言えるか

終章 職業生活への移行が困難な若者……小杉 礼子
1 はじめに
2 移行が困難な若者の事情
3 移行が困難な若者のパターン
4 有効な支援策を考える

引用・参考文献

内容説明

若者たちの抱える困難を深く捉え、次のステップに向けた議論の土台を提供する。

目次

序章 若年無業・失業・フリーターの増加(学校から職業生活への移行の変化;イギリスのニート(NEET) ほか)
第1章 「スムーズな移行」の失敗(学校斡旋・新卒採用プロセスからの逸脱;学校卒業時の斡旋不成立 ほか)
第2章 支援機関としての学校(高校卒業者・高校中退者にとっての学校;高等教育進学者にとっての学校 ほか)
第3章 家庭環境から見る(なぜ家庭を問題にするのか;中・高卒放任家庭の実態(類型1) ほか)
終章 職業生活への移行が困難な若者(移行が困難な若者の事情;移行が困難な若者のパターン ほか)

著者等紹介

小杉礼子[コスギレイコ]
1952年神奈川県に生まれる。1975年東京大学文学部卒業。独立行政法人労働政策研究・研修機構副統括研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

greenman

9
フリーターとニートといってもさまざまな事情がある。ニート・フリーターの家庭、学歴、環境など背景もそれぞれちがう。本書が出版されてから5年たった現在でも具体的な解決策が構想されていないし、当然実行もされない。就職についても学校・ハローワーク・民間の就職あっせんなど相互連携が必要だと思うし、さらに専門学校など職業訓練校と就職がもっと密接になって、企業にも働く本人にも益のある状況をつくるべきだろう。もしかすると、労働の自由化とセーフティネットが準備されるまでこの閉塞を突破できないのだろうか?2010/05/12

チョコろん

3
編者と関係者チームは、「学校から就業」へ移行がスムーズでない実態について、50を超えるサンプリングを実施して調査する。---看板先行のタイトル。これを読んでも「フリーターとニート」の定義の区別は分からない。ニートという言葉が生まれてすぐ(2005年)の刊行だから、仕方がない部分もあるとは思うけど。家庭や学校の大人が子供に適切な指導をしないと無業の若者が生まれるという論調で、多少、作為的なものを感じた。類型化とデータの加工がうまく為されておらず読みにくいが、00年代前半の若年無業者の事例集としては興味深い。2014/10/15

ブロッコ・リー

3
幸せの理由は似通っているが不幸せの理由はそれぞれユニークか?然るにニートの理由も様々?就職機会が極端に少ない地域の高卒生が卒業時期になり、学校の就職課も手を尽くすがあまりの環境の悪さに挫折。その後の復帰のルートが少ない(学校との連絡を卒業後も保っていると就業機会は増えている)などの環境要因もある。しかしながら総じて社会経験が殆どなく稼ぐことの意味(綺麗事じゃなくて独りで食べて行かなくちゃならない事実)を理解しないまま学校制度に保護されていた期間が過ぎてしまった場合が多いように思えた。2010/02/02

SHIN

0
様々な事例があったが、何となく上手くいかないなーと感じてる今の自分に近い事例もあったので、ちょっと怖い。自分はどうしても成し遂げたいことがある一方、いつまでも親に頼り続けるわけにはいかないとも思ってる。難しいことだが、一歩ずつ突破していこうと思う。2012/12/16

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