フリーターという生き方

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フリーターという生き方

  • 小杉 礼子【著】
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  • 勁草書房(2003/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326652761
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C3036

出版社内容情報

フリーターは今200万人をこえてさらにふえつづけている。本書はこのフリーターの働き方と意識についての詳しいレポートである。なぜフリーターがふえていくのか、これからどういう働き方になっていくのか。多様な若者の実態を統計や調査の結果を用いて明らかにする。
 とくに最近では、若者の働くことをめぐる議論が広がり、「杜会的弱者に転落する」という予測も生じている。いまどきの若者は……と非難するだけではすまない状態であることもたしかである。学校と社会をつなぐ接点を特に問題としてとりあげ、フリーターたちの本音をひき出す。就職できない就職しない、の実情から仕事の内容、諸外国の報告、今後の対応策までのすべて。

第一章 フリーターとは
1 フリーターの定義
2 フリーターの数
3 フリーターの年齢
4 フリーターの学歴
5 フリーターの比率と地域
6 フリーターの類型

第二章 就職できない
1 新規学卒厳選採用とフリーターの増加
2 新規学卒労働市場の質的変化
3 高校生の就職プロセス
4 就職からフリーターへ
5 雇用慣行の変化と新規学卒採用
6 若年失業とフリーター

第三章 就職しない
1 決めることの先のばし
2 「やりたいこと」へのこだわり
3 フリーターを選ぶ理由
4 自由な時間と気楽な人間関係
5 費用をまかなえない家計
6 フリーターを選ぶ高校生の生活

第四章 大卒フリーターと正社員への移行
1 大卒無業・フリーターの増加
2 正社員への移行
3 無業・フリーターと大学属性
4 無業・フリーターと就職活動
5 インターネット時代の落とし穴
6 卒業四年目までの就業状況の変化

第五章 フリーターの仕事と職業能力
1 フリーターの仕事
2 職業能力の獲得とキャリア形成
3 キャリア形成の方向
4 フリーターの経験と職業能力形成
5 現実の就業機会との接点の認識
6 キャリア形成・能力開発上の問題点と対応策

第六章 諸外国のフリーター
1 フリーターは日本だけの問題か
2 大学卒業直後の就業状況
3 卒業四年目の就業状況
4 キャリア形成と意識の比較
5 日本の大卒者のパートタイム・有期限雇用の問題点

第七章 「学校から職業への移行」の変化
1 新規学卒採用の変化
2 学校から職業への移行
3 学校から職業への移行の実態
4 無業・非正社員からのキャリア形成の問題点
5 キャリア探索期間としての意味
6 正社員へ移行した後の新規学卒就職者との差
7 フリーターになりやすい層とフリーターから離脱しにくい層の存在
8 必要な対応策

補論 フリーター時代への対応
1 雇用多様化時代の仕事選び
2 フリーターからの「はじめの一歩」
3 仕事の世界からのメッセージを
4 常識でなくなった「就職」
5 高校生の就職難への対応


文献
おわりに
初出について

内容説明

最近になって、若者と働くことをめぐる議論が急激に広がっている。「いまどきの若者は」というのは、昔から繰り返されてきた大人の心配だが、今の議論はすこし違う。企業社会の問題が、若者の厳しい現状を生んでいるという視点である。本書の議論でも、社会の側の変化をしっかり見ていきたいが、学校と社会をつなぐ接点が特に問題だと思っている。また、そこを解きほぐすために、著者の所属している日本労働研究機構では独自の実態調査をいくつも行なってきた。ここからせまることのできるリアリティが本書の武器である。

目次

第1章 フリーターとは
第2章 就職できない
第3章 就職しない
第4章 大卒フリーターと正社員への移行
第5章 フリーターの仕事と職業能力
第6章 諸外国のフリーター
第7章 「学校から職業への移行」の変化
補論 フリーター時代への対応

著者等紹介

小杉礼子[コスギレイコ]
1952年神奈川県に生まれる。1975年東京大学文学部卒業。現在、日本労働研究機構キャリア・ガイダンス研究担当、主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/03/09

根室

0
・フリーターといっても就職浪人とか自由人とかさまざま・フリーターでは職業経験は積めない・男女の意識の違い・欧米ではどうなってるか  2011/07/13

アルデバラン

0
レポートの資料にと思って読みましたが、内容に関する構成が、私の書こうと思っていたレポートの構成と酷似していました。まったく、なんたる失策であることか!今から変えなければ。2011/01/14

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