ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう

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ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう

  • 小田中 直樹【著】
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  • 勁草書房(2003/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 261,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550463
  • NDC分類 331.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

経済学は生きている。「分配」から「失業」まで、経済学者が悩み続ける問いを整理し、アマチュアにとって必要な経済学を考える。

 国家や社会にとってではなく、わたしやあなたにとって必要なのが経済学だ。「分配」や「再生産」から「生存」や「企業」、そして「失業」や「開発」──こんなにもアクチュアルな問題とむきあい、人まかせでない自分なりの判断をもちたいと願う全てのアマチュアヘ。「教養としての経済学」の入門講義。

関連書: 『歴史学のアポリア──ヨーロッパ近代社会史再読』(山川出版社)



序章 なぜ、いま、経済学の歴史なのか
【経済学入門としての経済学史】
【経済学史にとりくむ準備をする】

第1章 分配
1・1 アリストテレス
1・2 分配をめぐる考察の系譜

第2章 再生産と価値
2・1 スミス
2・2 再生産をめぐる考察の系譜
2・3 価値をめぐる考察の系譜

第3章 生存
3・1 モラル・エコノミー論
3・2 生存をめぐる考察の系譜

第4章 政府
4・1 デュピュイ
4・2 政府をめぐる考察の系譜

第5章 効用
5・1 限界革命三人組
5・2 効用をめぐる考察の系譜

第6章 企業
6・1 ヴェブレン
6・2 企業をめぐる考察の系譜

第7章 失業
7・1 ケインズ
7・2 失業をめぐる考察の系譜

終章 ふたたび、なぜ、いま、経済学の歴史なのか
【経済学史のアクチュアリティ】
【読書案内】

あとがき
文献
人名索引/事項索引 

著者メッセージ  

内容説明

「分配」から「失業」まで。アクチュアルな問題とむきあい、自分なりの意見を持ちたいと願う、すべてのアマチュアのために。

目次

序章 なぜ、いま、経済学の歴史なのか
第1章 分配
第2章 再生産と価値
第3章 生存
第4章 政府
第5章 効用
第6章 企業
第7章 失業
終章 ふたたび、なぜ、いま、経済学の歴史なのか

著者等紹介

小田中直樹[オダナカナオキ]
1963年生まれ。1991年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東北大学大学院経済学研究科助教授、博士(経済学、東京大学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

87
経済入門では経済学史を勉強するのが一番だという観点から書かれています。経済のキーワード別に項目をまとめてそれに関する経済学者の説をわかりやすく紹介してくれています。最初に経済学を勉強する人にはいい本かもしれません。2016/04/07

まさにい

6
経済合理性という言葉が何と虚しい言葉であるかを感じながら読んでいた。理論は理論にすぎず、制度は制度にすぎない。しかし、何らかの指標がないと政治は行えない。答えはないが、正解に近い解はある。理論に拘泥するのではなく、柔軟に状況を見極めながら制度改革を行っていくしかない。そのためには、責任を持った行動と開き直りの精神が政治家には要求されるのだろう。そんなことを感じながらこの本を読み終わった。2021/01/07

竹花 樒 - Shikimi Takehana

4
アリストテレスに始まり、トマス・アクィナス・リカード・マルクス・ピグーと続く分配をめぐる考察の系譜を辿り、価格の決定メカニズムの問題に取り組んだスミスと収穫逓増を説明するマーシャルなどの再生産を巡る考察の系譜を検討してリカードの投下労働価値説とマルサスの支配労働価値説の対立から限界革命へのパラダイムシフトの流れを概説していく。このように「経済学」を解剖する様々な切り口を用意し、教養としての経済学を体系的に会得するべく、分配・再生産と価値・生存・政府・効用・企業・失業の七つの主題から経済学史を通観する一冊。2012/08/03

静かな生活

1
80点*定義/グラフの羅列よりも明らかにこちらから入ったほうが「経済」というアイデアを触ることにかなっている。つまりいかなる学問領域において「数字」よりも先に「本質/歴史」が来たほうが結果的に「数字」が頭に入ってくるということなんだと思う。2020/04/01

inenoha

1
「教養としての経済学」をかかげた経済学史の入門的な教科書.分配・再生産と価値・生存・政府・効用・企業・失業(この順序はおおまかな時代順でもある)といった経済学で重要なテーマごとに,その基本的な学説の考え方を踏まえてから経済学史を紹介していくというスタイル.この本は,本来は専門外の著者が大学で経済学史を講じる必要に迫られて書かれたもののようだが,それがかえって奏功して適度な精度の記述になっているように思われる.時代背景の説明も親切で,経済学(史)を学ぶための最初の一冊に適しているだろう.2018/03/26

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